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銃規制トランプ、フロリダ乱射事件を受け銃規制を全米ライフル協会と協議へ
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これが本当に護身用? 6月15日、米共和党の大統領選候補指名が確実となったドナルド・トランプ氏は、テロ要注意人物リストや航空機搭乗禁止リストに記載された人物の銃購入を規制する方法についてNRAと協議すると表明。写真はNRA会員が同年次総会で展示されたライフルを眺める様子。ケンタッキー州・ルイビルで5月撮影(2016年 ロイター/John Sommers II)
史上最悪となったフロリダ州の乱射事件を受け、米共和党や全米ライフル協会(NRA)に事件への対応を求める圧力が高まるなか、米共和党の大統領選候補指名が確実となったドナルド・トランプ氏は、テロ要注意人物リストや航空機搭乗禁止リストに記載された人物の銃購入を規制する方法についてNRAと協議すると表明した。
共和党は、銃規制は憲法で保障されている武器携帯の権利に踏み込むものだとして、長年規制に反対している。
また、米上院共和党ナンバー2のジョン・コーニン院内幹事と民主党のダイアン・ファインスタリン議員は妥協できる法案の可能性について非公式な協議を行ったという。コーニン氏の側近が明らかにした。
フロリダ州の乱射事件では、リストに記載された人物が49人を殺害する結果となった。
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