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ペルー大統領選、クチンスキ氏の当選確実に 開票が終了

2016年6月10日(金)10時52分

ペルー大統領選挙の決選投票は、元世界銀行エコノミストのペドロ・パブロ・クチンスキ氏(77)がフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(41)を4万1438票上回り、当選を確実にした。選挙管理当局ONPEが明らかにした。

開票率100%でクチンスキ氏の得票率は50.12%、ケイコ・フジモリ氏は49.88%だった。

ただ不明な票がまだ数千票あり、対応を急いでいるという。

クチンスキ氏は、最終結果が出るまで待つとしながらも、記者会見で「すべてのペルー国民のために働く」と勝利宣言した。

フジモリ氏はまだ敗北を認めていない。

両氏はともに、フジモリ元大統領が1990年代に打ち出した自由市場政策を継続する方針を示している。

クチンスキ氏は社会問題に対してリベラルで、同性婚の支持者。



[リマ 9日 ロイター]


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