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2016米大統領選ライアン米下院議長「今秋トランプ氏に票を投じる」と表明
6月2日、米共和党のポール・ライアン下院議長(写真)は、同党の候補指名をほぼ確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏への支持を表明し、11月の米大統領選で同氏に票を投じるとの考えを示した。ワシントンで5月撮影(2016年 ロイター/Jim Bourg)
米共和党のポール・ライアン下院議長は2日、同党の候補指名をほぼ確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏への支持を表明し、11月の米大統領選で同氏に票を投じるとの考えを示した。
ライアン議長はこれまでトランプ氏への支持を表明していなかった。
同議長は地元ウィスコンシン州の新聞のコラムで「トランプ氏と私の間に見解の相違があることは明白」としつつも、さまざまな問題において、より多くの点で見解は一致していると強調した。
ライアン議長は、ここ数週間でトランプ氏と会談を重ね、「共和党の結束に焦点を当て、予備選挙の過程で生じた亀裂を修復するための取り組み」について協議したと明らかにした。「こうした会談を経て、トランプ氏が国民の生活の改善に向けた政策課題の法制化を支援してくれると確信している」とし、「今秋(11月の大統領選で)トランプ氏に票を投じる」と述べた。
ライアン議長は「支持」という言葉は特に使わなかったが、同議長のスポークスマンは、支持として受け止められるべきだと明確にした。