ミシシッピ州で「反LGBT法」成立、広範な差別が合法に
またACLUによれば、自らの宗教的信条に従わない従業員を企業が解雇すること、トランスジェンダー(体と心の性が一致しない人)の生徒が自分の性的アイデンティティーに合う服装をするのを学校が認めないこと、宗教的信条を理由に住宅の賃貸・売買を拒否することも合法になる。
In signing #HB1523 , @PhilBryantMS has chosen Mississippi's dark past over a bright future. #ShameOnPhil pic.twitter.com/q6MKtZIQHv
— Montel Williams (@Montel_Williams) 2016年4月5日
ツイートした声明で、ブライアントはこうも主張する。法案は「憲法や州法で保障された州民のいかなる権利も制限するものではない」。その目的は「州民の生活に州政府が干渉するのを防ぐ」ことだと。
ACLUのミシシッピ支部は同じく5日、声明を発表した。
「ビジネスや結婚、住居などで不可欠なサービスやケアを"人格"を理由に拒否されるおそれがある。多くのミシシッピ州民にとって、またミシシッピ州にとって、悲しい日となった」
「法案の主張する『政府の差別』から人々を守るどころか、州民への攻撃にほかならず、わが州の恥さらしだ」
Gov. Bryant had several good reasons to veto #HB1523 and nothing to lose. Instead, he legalized discrimination in Mississippi.
— Sam R. Hall (@samrhall) 2016年4月5日