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南シナ海より「台湾問題」、独立派圧勝で警戒強める中国

2016年1月19日(火)08時06分

 今回、総統選と同時に実施された立法院(国会)選挙でも、民進党は過半数の議席を獲得した。これにより、政権運営をより自由に進められるだろう。

 どのみち、中国は台湾に圧力をかけるのに刀を交える必要はない。台湾にとっての最も重要な貿易相手国かつ投資先として、中国はすでにあらゆる経済カードを握っているのだから。

 「台湾は国際社会のサポートなくしては生き残れない。なぜなら、われわれの敵は巨大な中国なのだから」と、元台湾外交部の高官で現在は台湾民主基金会のシニアフェローを務めるマイケル・カウ氏は語った。

 (Ben Blanchard記者、Faith Hung記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

[台北 17日 ロイター]

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