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対テロ戦争英議会、イスラム国掃討へシリア空爆を承認
オバマ米大統領はイギリスの空爆参加の決定を称賛し、期待を表明
2015年12月3日(木)08時57分
12月2日、英議会は「イスラム国」を標的とした空爆をシリアで実施することを賛成397、反対223の賛成多数で可決した。ロンドンで行われた反戦デモ(2015年 ロイター/Peter Nicholls)
英議会は2日、過激組織「イスラム国(IS)」を標的とした空爆をシリアで実施することを賛成397、反対223の賛成多数で可決した。英国はイラクでは1年余り前からIS向け空爆を実施しているが、キャメロン首相が、対象地域をシリアに拡大することを提案していた。
英議会での可決を受けてオバマ米大統領は歓迎の意を表明。
「IS掃討作戦開始以来、英国は最も重要なパートナーだ」と称賛し、英軍のシリアでの空爆参加に期待していると述べた。
さらに、1日にドイツ内閣がシリアでのIS掃討作戦への参加を表明したことも歓迎した。
[ロンドン/ワシントン 2日 ロイター]
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