秘密のベールに包まれたプーチンの娘を追え!
2015年7月22日(水)19時30分
「モスクワ大学は腐敗しきっている」と、ナバルニーはブログに書く。副学長代理というティコノヴァの4つ目のポストについては、匿名の大学関係者が彼に渡した3月の内部資料に記されていたという。しかし、公になっている大学の教職員リストにはどこにも彼女の名前はないと、ナバルニーは言う。
絶大な権力を誇るプーチンは、家族についてはほとんど語らず、その謎に満ちた私生活は強い関心を集めてきた。
昨夏には、プーチンの長女マリアが実はオランダ在住で、ウクライナ東部でマレーシア航空17便が撃墜された後、オランダを出国したと同国メディアが報じている。オランダのタブロイド新聞は出国と事件とを関連付けたが、そもそもマリアが本当にオランダにいたかどうかも確認されてはいない。
昨年11月、プーチンは国営タス通信のインタビューで珍しく娘たちについて言及。「2人ともモスクワに住んでいる」とし、「家に帰ったときに会っている」と話した。ただし、プーチンが多忙なため、娘たちに会うのは月に1、2度だそうだ。
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