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回顧マンガと写真で振り返る2010年の世界
年末恒例の人気特集。今年を振り返り記録に残すためのパワフルな写真と秀逸な風刺マンガを一挙掲載。
災害の1年 豪雨で史上最悪の洪水に襲われたパキスタンの避難民(8月、パンジャブ州) Daniel Berehulak/Getty Images
1月初めにドバイで世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」が落成した1週間後、1万3000キロ離れたハイチで23万人以上の犠牲者を出す大地震が発生。まさに2010年は「構築」と「崩壊」で幕を開けた。
今年も自然が猛威を振るった。中国西部の青海省を襲った地震では2000人以上が、パキスタンの大洪水では1400人以上が死亡。アイスランドの火山噴火は航空機の運航を妨げ、メキシコ湾沖で起きた原油流出事故では3カ月近く油の流出が続いた。
一方、各国で今後のキーパーソンになりそうな人物が姿を現した年でもあった。中国では、習近平(シー・チンピン)国家副主席のが次期国家主席としての地位を固めた。経済成長が著しいブラジルではジルマ・ルセフが次期大統領に当選。北朝鮮では金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者として金正恩(キム・ジョンウン)が表舞台に初めて登場。アメリカではサラ・ペイリン前アラスカ州知事が中間選挙でティーパーティー旋風を起こし、ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーは7年半ぶりに公にその姿を見せた。
そして内部告発サイト「ウィキリークス」騒動が勃発。世界は再び混迷とともに2011年をスタートすることになる。...写真とマンガに続く
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[2010年12月22日号掲載]