メーガン妃は王室を信頼しなかった【スタッフの証言】
Meghan Markle Was Offered Help but Didn't Trust Palace—Royal Staffer
「ひょろひょろとしていて自己主張がなく、反論したり、意見を主張しようとすると、突然警告リスト載せる。その後、何の警告もなく、彼の巨大な針で刺してくるので、驚き叫んでしまう」
国王の側近たちの中には、夫妻と関わりを持つと恩を仇で返されると感じる人もいたとハードマンは記している。ヘンリー王子自身も回顧録の中で、父親のスタッフに厳しい批判をしていたことを記している。
双方の視点の相違は、ヘンリー王子がメーガン妃をメディアから守ってほしいという非常に特殊な支援要請であったことに起因している可能性がある。
2人の交際が公になった際のメディアやSNSに対して、「人種差別、女性差別、犯罪的な愚かさ、すべてに溢れていた。どこに頼ればいいのかわからず、父に電話した」という一節が『スペア』に記されている。
「『息子よ、読むんじゃない』。私は怒って『そんな簡単なことじゃない』と言った。『彼女を失うかもしれない。面倒に思って僕を見捨てるかもしれないし、メディアが世論を焚きつけて、バカなことして彼女を傷つけるかもしれない』」
そしてその後の一節には、次のように書かれている。
「なぜ懇願しなければならないの、お父さん? なぜこれが優先事項ではないの? これは苦痛であり、夜も眠れないほどの問題じゃないの? あなたも彼女が大好きだと言った。(略)音楽を通じて絆を深め、面白くてウィットに富み、礼儀正しいと言った。なのに、お父さん、どうして?」
しかし、会話は堂々巡りするだけで、はっきりした回答を得られなかったとし、「電話を切ったとき、私は捨てられたと感じた」と書かれている。
『国王の誕生 チャールズ3世と近代君主制(The Making of a King: King Charles III and the Modern Monarchy)』
ロバート・ハードマン/Robert Hardman[著]
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『スペア(Spare)』
サセックス公爵ヘンリー王子/Prince Harry The Duke of Sussex[著]
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