「ガザよりビヨンセか...」ミシェル・オバマ、ビヨンセ新アルバムを絶賛する投稿で「有権者登録」呼びかけるもネットの反応は?
ビヨンセは、2012年に「この国のために尽くしてくれたこと」に感謝する手紙をミシェルに送り、夫ジェイ・Zと共にホストした選挙資金調達パーティーでは一夜にして400万ドルを集めたと伝えられている。また、翌年1月のオバマ元大統領の就任式では、国歌独唱も披露するなど長年オバマ夫妻と交流を重ねてきたことで知られる。
しかし、ビヨンセを選挙に利用するような投稿をしたミシェルには、「ビヨンセのアルバムについてエッセイを書く時間はあっても、(パレスチナ自治区)ガザで栄養失調で亡くなっている子どもたちのために話す時間はないのですね」「無実の人々が虐殺されているのに、ビヨンセのことなど誰が気にするの?」「ガザの女性たちが恐ろしい戦争犯罪を経験している時に、フェミニズムは何の意味も持たない」「アルバムは素晴らしいが、(イスラエルの首相)ネタニヤフに資金提供をするジョー(バイデン米大統領)には投票しない」と、厳しい批判が寄せられている。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
2024年12月10日号(12月3日発売)は「サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦」特集。地域から地球を救う11のチャレンジとJO1のメンバーが語る「環境のためにできること」
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら