最新記事

ファッション

世界各国の王妃たちに「好印象」を残した、キャサリン妃の「外交ファッション」7選

How Kate Middleton Dressed to Impress World Royals

2024年01月07日(日)09時10分
ジェームズ・クロフォード=スミス
キャサリン妃

2016年、ブータンでのキャサリン妃 Cathal McNaughton-REUTERS

<これまでも国王や王妃といった世界各国の「シニアロイヤル」との面会もこなしてきたキャサリン妃。世界の王族と会う際にはどのような服を着ているのか?>

2011年にウィリアム王子(当時)と結婚して以来、世界の王室ファミリーの一員となったキャサリン妃は公務だけでなく、そのファッションスタイルも注目されている。

流行にも敏感なキャサリン妃は、クラッシックな仕立ての衣装と独自の優美なセンスで「VOGUE」をはじめとするファッション誌や世界的なファッション評論家からも称賛されている。いまや世界的なファッションアイコンになっている。

しかし、皇太子妃としてのキャサリン妃は世界各国の王妃や王太子妃と比較するとどうなのか。そして世界の王族と会う際にはどのような服を着ているのか。

各国のロイヤルと会う際における、キャサリン妃のファッションスタイルを本誌が紹介する。


デンマーク──マルグレーテ2世女王とメアリー王太子妃

2022-02-23T111613Z_200377553_RC2NPS95J17U_RTRMADP_3_BRITAIN-ROYALS-DENMARKPOOL2-20240105.jpg

左よりメアリー王太子妃、マルグレーテ2世女王、キャサリン妃 POOL-REUTERS


ヨーロッパで最も古い王国の1つであるデンマークでは、マルグレーテ2世女王が52年もの間、君主をつとめてきたが、1月14日をもって退位することが発表されてばかりだ。

【関連記事】「あと2週間」デンマーク・マルグレーテ2世女王の「サプライズ退位」...「王室のスリム化」立役者の決断と影響とは? を読む

後継者は女王の長男であるフレデリック王太子とその妻でオーストラリア出身のメアリー妃である。

メアリー妃とキャサリン妃は何度も一緒にいる場面をキャッチされており、2人が似たファッションであることも多いことから「双子」とも呼ばれている。

しかし、王室ファッション専門家のクリスティン・ロスは2人にはいくつか重要な相違点があると本誌に次のように語った。

「メアリー妃は、スカンジナビアのミニマリズムとオーストラリアのボヘミアンスタイルをバランスよくまとめています。そして、イギリスの伝統的なスタイルをちょうどよく加えることで完璧なバランスを作り上げています。他方、キャサリン妃はイギリスのブランドを参考にして『イングリッシュ・ローズ・スタイル』を完璧に表現しています。2人とも過去何十年もの間、王室の女性に人気だったクラッシックなシルエットとスタイルを取り入れています」

2022年、キャサリン妃がデンマークを訪問した際には、クラッシックなイギリスのスタイルを取り入れた「キャサリン・ウォーカー」のエレガントなコートドレスを着用。アマリエンボー宮殿でマルグレーテ2世女王とメアリー王太子妃に面会している。

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米ADP民間雇用、3月15.5万人増に加速 不確実

ビジネス

任天堂、「スイッチ2」を6月5日に発売

ワールド

脅迫で判事を警察保護下に、ルペン氏有罪裁判 大統領

ビジネス

貿易分断で世界成長抑制とインフレ高進の恐れ=シュナ
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    2つのドラマでも真実に迫れない、「キャンディ・モン…

  • 3

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 4

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 5

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 3

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 4

    2つのドラマでも真実に迫れない、「キャンディ・モン…

  • 5

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…

  • 3

    「日本のハイジ」を通しスイスという国が受容されて…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:引きこもるアメリカ

特集:引きこもるアメリカ

2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?