BLACKPINKの新グッズは買わないで! なぜファンたちが「不買運動」するのか?
Blackpink Fans Urge Each Other To Boycott Fresh Merchandise
@sooyaaa__/Instagram
<韓国の4人組アイドルBLACKPINKの「2022ウェルカミング」パッケージが発表されたが、ファンであるBLINKたちからは「買わない」よう呼びかける声が>
国内にとどまらない人気を集める韓国のガールズグループBLACKPINKはバレンタインデーの2月14日、「2022ウェルカミング」コレクションと銘打った新たなグッズを発表した。当日中には予約が開始され、正式発売は3月2日の予定。しかし「BLINK」の呼び名で知られる彼女たちのファンたちは、このファン向けグッズを買わないよう、SNSなどで互いに呼びかけ合っている。
フォトブックや卓上カレンダー、ミニノートセットなどが収められたパッケージだが、特典映像が付いたものもある。これはシーズングリーティングと呼ばれる熱心なファン向けグッズの詰め合わせであり、韓国アイドルにはよく見られるものだ。
メンバー4人が、このニューグッズの発売を宣伝するYouTube動画はすでに300万回近く再生されている。4人は白いソファーに並んで座り、ジェニーが「BLINKたちからの質問に答えていきます」と語り、リサが「それはいい!」などとやり取りする姿を映したものだ。
BLINKが求めるグループのカムバック
だが、この発表を受けてジェニー、リサ、ジス、ロゼの4人のメンバーを応援するBLINKたちからは不満の声が上がった。あるファンはツイッターに、「まず、緑の服を着たロゼはすごくかわいい。でも、これは買わないで」と投稿した。「そうでなければ、彼女たちのカムバックはさらに遅れることになる」
また別のファンは「これには何の労力もかかっていない。これを買わなくても、彼女たちが失うものは何もない」と投稿。「(所属事務所)YGエンターテインメントが全く労力を費やさなかったものを買うのはやめよう」
不満を表明するBLINKたちがYGエンターテインメントに求めているのは、こうしたグッズの販売よりもグループ活動を再開させることだ。「この宣伝はもうやめて。私たちは何よりも音楽が欲しい!」と、あるファンは投稿した。
BLACKPINKは2020年にファーストフルアルバムをリリースしたが、現在は各メンバーのソロ活動が中心となっており、グループとしてのカムバックを望む声は強い。グッズの不買運動をしてでも、彼女たちの歌声を渇望するBLINKたちも少なくないということのようだ。