スマホを見ているそこのあなた! その画面は便座の10倍汚い
スマホの汚れは肌トラブルの原因になる可能性も(写真はイメージ) Ismailciydem-iStock
<スクリーンからのバクテリアと、顔のメイク、スマホの熱が混じり、より多くの細菌が繁殖。これが毛穴を詰まらせ、炎症や吹き出物の原因になる可能性も......>
先ごろ、英保険会社「Insurance2go」が発表した、ある調査の結果が波紋を呼んでいる。
現代人の生活に必要不可欠との言えるスマートフォン。英メトロ紙など複数報道によると、実はこのスマートフォンの画面、便座の10倍も汚いという。
主な汚れは細菌、カビ、バクテリア...... 調査はイギリス人1000人を対象に実施されたが、このうち3分の1以上が、スマホを購入してから一度も掃除していなかったと判明。掃除をする派でも、半年に1回以上掃除しているのはわずか5%。20人に1人の割合だった。
【参考記事】スマホの存在で能力低下 能力発揮したければスマホは別部屋へ
PCのキーボードとマウスよりはるかに...
スマホの画面の汚れの実態を確かめるべく、同社はアップルのiPhone 6、サムスンのgalaxy 8、グーグルのpixelの画面、背面、ロックボタンとホームボタンから菌を採取し、30度で48時間培養した。結果は下記の通り。(1平方センチメートルあたりの菌量(CFU:コロニー)を表示)
■iPhone 6(アップル):40CFU
■galaxy 8(サムスン):100CFU
■Pixel(グーグル):12CFU
画面だけの場合、254.9CFUだった。ちなみに私たちが頻繁に使う、PCのキーボードとマウスは平均5CFU。トイレの便座は平均24CFUというから、スマホ画面の方が10倍以上汚い。
参考までに、女性に人気の美顔器の細菌量は24CFU、メイクアップブラシは0.4CFUだった(英デイリーメール)。