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情報セキュリティクリントンに続きケネディ駐日大使も、個人メールアドレスでの公務メール
続々と明らかになる人気政治家のセキュリティ認識の甘さ
8月25日、ケネディ駐日米大使が公務で私用のメールアドレスを使っていたことが、米国務省による内部監査の報告書で明らかになった。ハーバード大学で4月撮影(2015年 ロイター/Faith Ninivaggi)
[ワシントン 25日 ロイター] - ケネディ駐日米大使が公務で私用のメールアドレスを使っていたことが、米国務省による内部監査の報告書で明らかになった。
25日に公表された報告書は「大使を含め大使館の上級職員が公務で、私用のメールアカウントを使ってメールを送受信していた」と指摘。中には「機密ではないが慎重に扱うべき」とされるメールのやり取りもあったという。
ケネディ大使が、そのような情報を含むメールを送受信していたかどうかについては言及されていない。
国務省のカービー報道官は、私用アドレスの使用は同省の規則で禁止されてはいないと説明。その上でケネディ大使が省の規則に違反したことを示すものはないと述べた。
報告書では「職員は基本的に、公務で私用アドレスを使うべきではない」とされ、同報道官もメールは政府のシステム内にとどまるよう注意する必要があるとの認識を示した。
公務での私用アドレス使用をめぐっては、クリントン前国務長官が在任中に使っていたことが分かり、問題となっている。