「ミートフリー給食」を体験!未来を考える中学生たちの環境配慮への一歩
美味しい給食から学ぶ環境問題
当日は、校内放送で畜産業が温室効果ガスの増加に寄与していることや、「ミートフリー給食」の意義が生徒たちに説明された。「私たちは皆さんに、環境のためにお肉を食べないでと言うつもりは全くありません。畜産業やお肉を否定するわけでもなく、美味しいお肉にまつわる文化はもちろん大切に残すべきだと思っています。ただ、環境に配慮したいと感じた時に、気軽にできるアクションの一つとして、ミートフリーを思い出していただけたら嬉しいです」と、Team Carbon Zeroのメンバーはメッセージを送った。
放送を聞いた生徒代表の北上田杏那さんは、「今日初めて、牛が地球温暖化に関係していることを知りました。こうしたソイミートの活動がもっと広がってほしい」と語り、「私に何ができるか、これから考えていきたいです」と前向きな意欲を見せた。
今後、Team Carbon Zeroはどのような活動を展開していくのか。同学校の卒業生である和田 恵さんは、今回の給食の実現に向けて、中央区の環境課を通じて学校側と協力した経緯を説明。「中央区は飲食店が多い街なので、将来的には飲食店でもミートフリーの選択肢が提供される街になればいいと思います」と今後の展望を語った。また、ミートフリーを導入する際の課題について、「多くの飲食店はまだミートフリーを試したことがないため、セミナーなどを通じてその導入を後押しできれば」と述べた。
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