「リモートワーク」と「出社」の割合に黄金比はあるのか?
The Pitfalls of Hybrid Scheduling
問題は会社でなくともできる仕事
◆「この投稿はオフィスで書いています。部屋には私だけ。この1週間ずっとそうでした。ほかの部屋には同僚がいるけれど、私の仕事は全てコンピューター上で行うので、彼らと直接会う理由がありません。
オフィスにいなければ仕事をしていることにならない、というのは古い考えです。私の場合、ありがたいことに通勤時間は短いのですが、監視されているという感覚が心に重くのしかかります。
私は在宅勤務が好きで、とても生産性が高かった。今は求職中で、リモートワークの仕事だけに応募しています」
◆「私たちは全員、決まった曜日に出勤を義務付けられています。でも、新型コロナ対策でお互いに6フィート(約1.83メートル)以内に近づいてはいけないので、ほとんどのコラボレーションは今もバーチャルのまま。全員が同じ部屋に座り、誰かが話すのをヘッドセットで聞くのです。
金曜日に出勤するのは私だけ。経営陣は『いざというときのため』と言うのですが、なぜ物理的に現場にいることが重要なのか、誰も理解できません。理由を聞いても教えてくれません」
◆「私たちのチームがオフィスにいたとき、メンバーは広大なオープンフロアに散らばっていて、いつもメッセージアプリで話していました。
今は在宅勤務ですが、あまり変わっていません。毎月1回全員がオフィスに出勤しなければならない日は、長めのミーティングを1回だけやって、後はデスクに戻ってメッセージアプリでチャットです」
◆「私の場合、通勤には30分しかかかりません。でも、オフィスに行ってズームをするのなら、家でもできます。少なくとも一部の時間、対面で仕事をするのはいいけれど、オフィスに顔を出すことを期待されているのが理解できません。そのせいで会社に行くのが面倒になっています」
◆「私のグループは『コラボレーション』のために週に1日だけ出社すると決められているので、直接会ってミーティングをする機会はあります。
でも実際には、ミーティングは全てマイクロソフトTeamsかズームで行います。チームには遠く(別の州など)に住む人が増えているので、ミーティングはズームでやるしかありません。
在宅勤務が週4日あるのには感謝しないといけないけれど、週1日の出社日が不快すぎます。一日中デスクに座って、家でできるズームのミーティングを何度も何度もやるなんて! なんであんなにストレスを感じて、通勤時間を浪費しないといけないのか!
会社はせっかく建てた新しいビルに人間を置きたいだけで、オフィスにいる理由はほかにないのだ、と感じます」