浜辺で「全てをさらけ出した」女性...人工肛門のせいで「他人を恐れていた」自分と決別した瞬間の映像

ビキニを着てビーチを歩いたのは人生の「転機」だった

長年、ストーマパウチを隠してきたレビットだったが、キューバへの家族旅行のためにビキニを買うことにした。ビキニを自慢げに着てビーチを歩いたこの時の旅は、人生の「転機」だったという。

レビットはこの時のことを思い返しながら、同じようにツーピースのビキニを着てビーチを歩く経験を再現。その自身の姿を撮影した動画をインスタグラムに投稿すると、530万回以上再生された。

動画に乗せたテキストにはこう書かれている。「子供の頃の私：『ストーマを装着して、お腹に便を入れた袋をつけているのに、ビーチでワンピースを脱いでそれをさらけ出すなんてあり得ない』」

その後、「今の私」というテキストと共に、レビットが堂々と歩く姿が映し出される。

「それが何かを見極めるには、多くの時間が必要だ。人生のセカンドチャンスであり、恵みだ」とレビットは本誌に語った。

レビットは、若い頃の自分に誇りを持てるよう、常に努力していると話す。「最初の手術は2008年で、もうすぐ17年になる。１年半前から、代弁者、モデル、そしてクリエイターとして、自分らしく生き、自分のストーリーを共有している」