「サナサ」とは一体何か?...元祖お騒がせセレブが発信する「謎の言葉」が20年の時を経てカムバック
The World Needs To “Sanasa”
パリス・ヒルトン(左)とニコール・リッチー 特別番組でも、2人だからこそのリアルな友情を見せられた AMY SUSSMAN/GETTY IMAGES FOR VULTURE
<人気リアリティ番組の最強タッグ、パリス・ヒルトンとニコール・リッチーが20年ぶりに再集結。「サナサ」のオペラ化に取り組んだ>
元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトン(Paris Hilton)とニコール・リッチー(Nicole Richie)が、動画配信サービス「ピーコック」の3部作特別番組『パリス&ニコール:アンコール(Paris & Nicole: The Encore)』で帰ってきた。
人気リアリティー番組『シンプル・ライフ(The Simple Life)』が2007年に終了して以来初めて、2人で出演した企画だ。彼女たちは「サナサ」を世界に届けるというが、サナサとは? 幼なじみの2人が子供の頃に作り、『シンプル・ライフ』で広めた歌と言葉だ。
お嬢様育ちの2人がさまざまな仕事に挑戦する『シンプル・ライフ』はリアリティー番組の黎明期に文化現象となった。新番組では「サナサ」をオペラとして復活させる。
「人々を笑顔にし、楽しませ、懐かしくさせ、私たちの友情を祝う番組になるはず」と、ヒルトンは語る。リッチーは「『シンプル・ライフ』をまたやるのは無理だけど」と認めつつ、「何かをやるにはちょうどいいタイミングだった」と言う。
「この数年は本当に大変な時期だった。世界にはもっと喜びが必要な気がする」。だから、『パリス&ニコール:アンコール』ではファンが喜ぶことをしたいと話す2人に、本誌H・アラン・スコットが昨年12月の配信開始を前に話を聞いた。