最新記事
K-POP

NewJeansの契約解除はミン・ヒジンの指示? 投資説など次々と明るみにされた元代表の疑惑

2024年12月2日(月)19時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

ヘインの叔父の会社へ......

ディスパッチはミン・ヒジンの具体的なタンパリングの様子も報道した。

最近、K-POP業界ではコスダック(韓国のハイテク系株式市場)上場企業であるネットワーク関連機器のメーカー「ダボリンク」がミン·ヒジンを迎え入れるという噂が流れた。これに対してミン・ヒジンは11月に「私が『誰かから投資を受けることにした、誰かと契約をすることにした』という話が投資業界を中心に広がっている。全く事実ではない」と明確に否定していた。

しかし、ディスパッチの報道によると、ミン・ヒジンはNewJeansのヘインの伯父を社内理事に選任しようとしたダボリンク関係者と直接会ったという。

ディスパッチは「9月30日、ミン·ヒジンはこの会社の実質的オーナーであるA氏に会った。この二人のつながりは、ニュージンズメンバーの家族(伯父)B氏だ」とし、彼らの会合現場についても写真を公開した。

続けて「A会長はミン・ヒジンが『私がニュージンスを連れてくることができるでしょうか?』と話した。「ミン·ヒジンとB氏はすでにHYBE脱出を準備しているように見えた」と説明した」と伝えた。

当時、ミン・ヒジンはADORの代表ではなくなっていたが社内理事であり、NewJeansの契約期間は29年7月31日まであり、契約満了前の事前接触、タンパリングに該当する。

報道でA会長は「B氏から先に連絡が来た。ミン・ヒジンに50億ウォン(約5億3500万円)ぐらい投資できるかと言った。2人が投資と関連して緊密に疎通しているように見えた」として「投資家を探すと言った。それで約束をした。3時間の間、かなり多くの話が交わされた」と話した。

実際、この会合2日後の10月2日、ダボリンクは新規理事選任を予告した。しかし、金融界でこの投資について噂が広がるとミン・ヒジンは突然ダボリンクとの接触を否定し、A会長はB氏を理事名簿から外したという。

一方、今回の報道に対してミン・ヒジン側は「状況を確認中」とだけコメントしている。このように疑惑が広がっている状況でミン・ヒジンは6日午後8時、ソウル江南ドリームプラスイベントホールで開かれるトークイベントに出演する。ミン・ヒジンは9月28日にも一度トークイベントに登壇して講演を行ったことがある。 ADORを退社し、NewJeansメンバーが契約解除を宣言してから初の公の場に登場するミン·ヒジンが今回報道されたタンパリング疑惑に対して、どんな立場を表明するか注目が集まっている。

20241210issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年12月10日号(12月3日発売)は「サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦」特集。地域から地球を救う11のチャレンジとJO1のメンバーが語る「環境のためにできること」

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

独VW、国内9工場で時限スト開始 本社に数千人集結

ビジネス

イタリアGDP、第3四半期前期比横ばい 輸出と投資

ビジネス

英製造業PMI、11月改定48.0 9カ月ぶり低水

ビジネス

ECB、12月も利下げへ=ギリシャ中銀総裁
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で17番目」
  • 2
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていたのか?
  • 3
    白昼のビーチに「クラスター子弾の雨」が降る瞬間...クリミアで数百人の海水浴客が逃げ惑う緊迫映像
  • 4
    「すぐ消える」という説明を信じて女性が入れた「最…
  • 5
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 6
    ロシア・クルスク州の軍用空港にウクライナがミサイ…
  • 7
    バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きず…
  • 8
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 9
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 10
    LED化を超える省エネ、ウェルビーイング推進...パナ…
  • 1
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果
  • 4
    エリザベス女王はメーガン妃を本当はどう思っていた…
  • 5
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 6
    メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で…
  • 7
    ウクライナ前線での試験運用にも成功、戦争を変える…
  • 8
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 9
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 10
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中