NewJeansハニの涙は露と消えた 労働庁「職場内いじめを禁じた労働基準法はアイドルに適用されない」
韓国国会に参考人として呼ばれたNewJeansのハニは、いじめの問題などについて涙を浮かべて証言したが…… YTN / YouTube
<メンバーによる専属契約解除へも影響か?>
10月15日に韓国国会の環境労働委員会の国政監査にNewJeansのハニが参考人として出席し、いじめについて詳細を涙で訴え「会社が私たちを嫌っていると確信した」と涙を浮かべて訴えてから1カ月。ハニの悔しさは解消することはなかった。
ソウル地方雇用労働庁ソウル西部支庁は20日、ハニが職場内いじめにあったという疑惑に関連して「ニュージーンズファンが提起した『職場内いじめ』嘆願に対して労働基準法上の労働者と見ることが難しく行政終結した」と明らかにした。韓国メディア聯合ニュース、ニューシス、スターニュースなどが報じた。
いじめ問題をファンが労働庁に対し訴えていた
今回の発表は、アイドルは労働基準法上、労働者でないのでいじめ行為があったとしても「職場内いじめ」には該当せず、これ以上調査を進めることは難しいという趣旨だ。
NewJeansのハニは10月11日、他のメンバーたちと共に行ったYouTubeでの緊急生配信で「HYBEの建物の廊下で一人で待っていたときに、他のアーティストとマネージャーさんが通り過ぎて挨拶したが、私の前で「無視して」とおっしゃった。なぜそんな目に遭わなければならないのか理解できず、呆れた」と暴露した。続いてハニは「新しく来たADORの代表に申し上げたが『証拠がなく、遅すぎた』と言ってそのままにしようとした。私たちを守ってくれる人がいなくなったことを感じた。私たちを思う気持ちが全くないということを感じた。私は率直に申し上げたが、一瞬にして嘘つきになったようだった」と訴えた。