【インタビュー】「恐怖は物語の出発点として最高だ」──ジョン・チョー
Suspicious of Siri
2024年11月7日(木)10時34分
──いつものクリス・ワイツ作品とはずいぶん違うが、その変化に驚かなかった?
彼が限界を超えようとして、なにか違うことをやろうとしていることには驚かなかった。これまでの彼の経歴を見れば分かるじゃないか。『アメリカン・パイ』に始まって『ライラの冒険 黄金の羅針盤』をやり、今度はこれ。「この人ならオリンピックの全種目に出場できるんじゃないか」と思いたくなる。
──ホラーというジャンルのどこに興味を持った?
恐怖ってのは物語の出発点として最高だと思うね。演じていて楽しいし、興味深い状況もたくさんある。
──この映画で、あなたは熟女ならぬ「熟男」の仲間入りを果たしたことになる。
クリスは『アメリカン・パイ』で私に、「あの女は熟女だ」というせりふをくれた。その彼の映画で父親役を演じることになるとはね。彼は私のキャリアの父だが、きっとこうなるように仕組んでくれたんだな。だから、熟男で何が悪いって感じだ(笑)。