「セクシー衣装」で観客魅了のサブリナ・カーペンター、ステージ上で破局説を一蹴 その「驚きの方法」とは?
そんなサブリナは、新アルバム「Short n'Sweet」を引っ提げて9月下旬からスタートさせた北米ツアーでは、15万個以上のクリスタルをあしらった豪華衣装が注目を集め、ランジェリー姿やコルセット、ボディスーツなど露出度の高い衣装でも観客を魅了している。セクシャルな演出や衣装で、自身のセクシャリティを貫くサブリナだが、「露骨に性的」だと批判する声も一部で上がっている。
そんな世間のネガティブな反応に対し、「次世代の100人」に選ばれたタイム誌のインタビューで、マドンナやブリトニー・スピアーズ、リアーナら先輩たちが境界線を押し上げたと主張。「女性アーティストにとって状況は良くなってきている」と指摘した上で、「いやならショーに来なければいい」とコメント。コルセットやガーターベルト、ふわふわのローブなどを意味するのなら、「女性らしさは、常に私が受け入れてきたもの」だと話した。
「この世で本当に怖いのは、大勢の観客の前でステージに上がり、何ごともないかのようにパフォーマンスしなければならないこと。もし、そのために着心地の良い服装があるのなら、それを着るべき」と話し、セクシーな衣装はある意味で自身にとっての戦闘服であることを明かし、多くのエールが寄せられている。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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