最新記事
事件

舞台上から「やめて」の仕草...パフォーマンス中のシャキーラを襲った観客の「恥ずべき行為」とは?

2024年9月24日(火)12時25分
千歳香奈子
シャキーラ

シャキーラ(3月26日、ニューヨーク) lev radin-Shutterstock

<マイアミのナイトクラブで新曲のお披露目パーティーを行ったシャキーラ。煌びやかなドレスを着てノリノリで踊っていた彼女だったが...>

コロンビア出身のラテンポップの女王シャキーラが、米マイアミのナイトクラブLIVで新曲「Soltera」のお披露目パーティーを行い、超ミニ丈のドレスでステージに登場。パフォーマンス中にドレスの下を撮影される被害に遭い、ステージを立ち去る様子がネットで拡散されて話題を呼んでいる。

【動画】超ミニ丈ドレスで踊るも、スカートの中を「執拗に」撮影されて舞台を去るシャキーラ...ジェスチャーで注意喚起するシーンも

X(旧ツイッター)に投稿されたファンが撮影した動画では、観客とDJの間に設置されたテーブルのような台の上に笑顔で登場したシャキーラが、腰を激しく振りながら音楽に合わせてノリノリで踊る様子が映っている。しかし数分後に、異変に気づいて踊りを止め、スカートを押さえる仕草が見られた。

踊りながら何度か下着が見えないように両手でスカートを押さえる素振りを見せたシャキーラは、観客席に向かって人差し指を振るジェスチャーで撮影を止めるよう抗議。しかし、その後も撮影は続いていたようで、映像には映っていない人物に対して「私は見てるわよ」と言わんばかりに自分の目を指さし、最後は苛立ったような表情で腰に手を当てると数回腰を動かし、パフォーマンスを中断。スカートの裾を引っ張り、「もう終わり」と手で合図をしてステージを下り、警備員に抗議する一部始終が映像に収められていた。

ネット上の反応は?

動画を見たファンからは「気持ち悪い」「恥ずべき行為」と撮影者に対する非難が殺到。「自分の曲を楽しんだり、踊ったりできないなんてかわいそう」「本当に残念」「クラブから男性を全面的に締め出すべき」など、同情の声が相次いだ。

一方、下着が見えそうなほど短い丈のドレスを着用していたシャキーラに対し、「最前列の人だけでなく、3列目くらいまでの観客はスカートの中が見えていた。あの距離で観客の肩の高さに立つなら、もっと丈の長いスカートを着用すべき」と、現場に居合わせたと思われるファンからの忠告コメントも見られた。

また、映像には撮影者が映っていないことから、「ドレスの下を撮影したわけではなく、シャキーラを撮っていただけ」「誰もスカートの下を撮影なんてしていない」と、過剰反応だとの声も上がっている。

ちなみに、「Soltera」はスペイン語で「独身」を意味することから、2022年まで11年間連れ添った元サッカー選手ジェラール・ピケとの破局を歌ったものだといわれている。長年のパートナーと別れた後、シングルマザーとして2人の間にもうけた11歳と9歳の息子を育てているシャキーラは、俳優トム・クルーズとのロマンスが浮上したこともあったが真剣交際には至らなかった。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

20241001issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年10月1日号(9月25日発売)は「羽生結弦が能登に伝えたい思い」特集。【ロングインタビュー】被災地支援を続ける羽生結弦が語った、3.11の記憶と震災を生きる意味

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ユーロ圏輸出企業、競争力低下に直面 生産性は伸び悩

ビジネス

中国人民銀、幅広い金融緩和と不動産支援策を発表 経

ワールド

ウクライナ大統領、岸田首相と会談 エネルギー支援に

ワールド

豪中銀、政策金利4.35%に予想通り据え置き 追加
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間
  • 2
    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...医師が警鐘を鳴らす
  • 3
    先住民が遺した壁画に「当時の人類が見たはずがない生物」が描かれていた「謎」...南ア大学チーム
  • 4
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 5
    中国「愛国ビジネス」暴走、日本人襲撃...中国政府は…
  • 6
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 7
    がん治療3本柱の一角「放射線治療」に大革命...がん…
  • 8
    キャンプ中、アリの大群に襲われた男の「悪夢」...這…
  • 9
    「ゾッとした」「未確認生物?」山の中で撮影された…
  • 10
    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…
  • 1
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間
  • 2
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に高まる【新たな治療法】の期待
  • 3
    がん治療3本柱の一角「放射線治療」に大革命...がんだけを狙い撃つ、最先端「低侵襲治療」とは?
  • 4
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 5
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 6
    世界で最も華麗で高額な新高層ビルに差す影
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…
  • 9
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁…
  • 10
    「ポケットの中の爆弾」が一斉に大量爆発、イスラエ…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 5
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 6
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 7
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 8
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
  • 9
    「ローカリズムをグローバルにという点で、Number_i…
  • 10
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中