【写真】オランダの「未来の女王」...カタリナ=アマリア王女とは
2006年、ベアトリクス女王(当時)に招待された皇太子一家(当時)。愛子さまとカタリナ=アマリア王女は幼馴染み。Michael Kooren-REUTERS
<4月27日の父ウィレム=アレクサンダー国王の誕生日にマドリードで安全に生活することを支えてくれたすべての人々に感謝を述べたカタリナ=アマリア王女。オランダの「未来の女王」について>
ウィレム=アレクサンダー王太子(当時)とマキシマ王太子妃(当時)の長女として2003年に誕生したカタリナ=アマリア王女は、2013年に祖母のベアトリクス女王の退位によって父が国王が即位、それにともない王位継承者である王太子となった。
2021年に高校を卒業後に国内外のNGOでインターンを経験するなど1年間のギャップイヤーを過ごした後、2022年にアムステルダム大学に入学し、政治学や心理学などを専攻する予定だった。
しかし、犯罪組織「モクロ・マフィア」による脅迫で大学生活の中断を余儀なくされ、公の場で姿を見せることはほぼなかったため、王宮のあるハーグに戻っているといわれていた。
2024年4月に安全上の理由でスペインに1年以上前から滞在し、勉学に励んでいたことが発表され、同月のスペイン・フェリペ6世国王とレティシア王妃のオランダ訪問時に公務デビューを果たした。
そしてその10日後の4月27日の父国王の誕生日にマドリードで安全に生活することを支えてくれたすべての人々に感謝を述べた。また、父ウィレム=アレクサンダー国王もカタリナ=アマリア王女のスペイン留学に関して、フェリペ国王とレティシア王妃のサポートへの感謝を述べている。
■マフィアに狙われたオランダ王女が「スペイン極秘留学」を語る...「マドリードはいつも私の心の中」...この写真の記事に戻る
カタリナ=アマリア王女の洗礼式
2004年6月、ハーグの聖ヤコブ大聖堂で行われたカタリナ=アマリア王女の洗礼式。
ベアトリクス女王(当時、左から2番目)と父ウィレム・アレクサンダー王太子(当時、右端)が見守る中、マキシマ王太子妃(当時)に抱かれた王女。