最新記事
K-POP

オジサンは遠慮して? 女性K-POPアイドルのイベントに「中年男性」が殺到...韓国国内で物議

2023年9月9日(土)20時04分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
NewJeansメンバー

@newjeans_official/Instagram

<日本でも「NewJeansおじさん」と否定的に語られるNewJeansの中年男性ファンたち。韓国ではイベントの際の動画が物議を醸している>

「ニュージーンズ(NewJeans)」は15~19歳のメンバーで構成される、いま最も注目を集める女性K-POPアイドルグループ。日本では従来の韓国ガールズグループ以上に中高年の男性からアツい支持を受けているようで、「NewJeansおじさん」という否定的なニュアンスが込められた言葉がSNSで拡散される状況となっている。

■【動画】「若者にチャンスを譲れ」「メンバーに触ろうとしてる!」と物議を醸したNewJeans のイベントの様子

このファン層の特徴は、韓国国内でも共通しているようだ。8月に開かれたファンイベントでは、ファンたちが現地で撮影した映像がSNSに投稿され始めると、イベント参加者の多くが30代後半以上の男性だという指摘が相次ぐ事態になった。

動画を見ると、たしかにニュージーンズにサインをもらうための列や、そのステージの前に集まったファンたちの中には多くの男性がいるように見える。これに対し、彼らを本物の「バニーズ」(ニュージーンズのファンの愛称)と認めるべきなのか、とネット上で論争が巻き起こった。

TikTokに投稿された動画には、否定的なコメントが集まっている。「30代後半の男性が10代の若者と関わろうとするなんて信じがたい」「なぜ彼らは(メンバーと)同年代の少女や少年にチャンスを与えずに、ファンサイン会に参加するのか?」といった具合だ。

メンバーに触ろうとする男性の姿も

さらに、他にも物議を醸している動画がある。ある男性ファンが、メンバーのハニの前に座ってサインをしてもらっている場面なのだが、会話をしながら手を広げる仕草が、彼女の手を触ろうとしているように見える、というのだ。男性はメンバー全員に同じことをし、スタッフからメンバーに触わらないよう警告されてもやめなかったとする報告もある。

これには、「未成年のアイドルがファンミーティングで年配のファンと接するときは、必ずマネジャーをそばに置くべき」「ガラスの仕切りをつけるべき」といった声が寄せられた。男性が手を動かしたとき、メンバーが怖がっているように見えるとするコメントもあった。

自動車
DEFENDERの日本縦断旅がついに最終章! 本土最南端へ──歴史と絶景が織りなす5日間
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

東京コアCPI、3月は2.4%上昇で予想上回る 生

ワールド

米司法省が組織改革、麻薬取締局と銃取締局の統合など

ワールド

マスク氏、米政府支出1兆ドル削減に自信 サービスに

ワールド

イラン、核合意巡るトランプ氏の書簡に回答 間接協議
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影された「謎の影」にSNS騒然...気になる正体は?
  • 2
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 3
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 4
    地中海は昔、海ではなかった...広大な塩原を「海」に…
  • 5
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 6
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 7
    「マンモスの毛」を持つマウスを見よ!絶滅種復活は…
  • 8
    「完全に破壊した」ウクライナ軍参謀本部、戦闘機で…
  • 9
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 10
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 3
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 4
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 5
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 8
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中