最新記事
アカデミー賞

「気の毒」「私も経験ある」 ガガ様、せっかく助けた男性に「体を触られ」不快な表情

Oscars Photographer Lady Gaga Helped Slammed for 'Touching Her Waist'

2023年3月17日(金)17時36分
ジェイミー・バートン
レディー・ガガとブレンダン・グリーソン

アカデミー賞の授賞式で俳優のブレンダン・グリーソンと大胆なキスシーンを披露するレディー・ガガ(3月12日) Mario Anzuoni-Reuters

<転倒した男性を助け、素晴らしい人間性だと称賛されたレディー・ガガだが、男性の思わぬ行動に批判の声があがっている>

アカデミー賞授賞式で転倒したカメラマンを見つけ、すぐに駆け付けて助け起こしたレディー・ガガに称賛が集まっている。だがこのとき助けられたカメラマンが、立ち上がりざまに彼女の腰のあたりを触ったとして非難されている。たしかに当時の映像を見ると、ガガは触られた場所に目をやり、不快な表情を浮かべているようにも見える。

■【動画】カメラマンに腰のあたりを触られ、不快な表情を浮かべているように見えるレディー・ガガ

レディー・ガガは3月12日に開催されたアカデミー賞授賞式の際、シャンパン色のカーペット(今年はレッドカーペットがシャンパン色に変更された)で転倒したカメラマンを見ると、すぐに駆け寄って助け起こした。このときの様子を捉えた動画はインターネット上で拡散され、彼女の思いやりに称賛の声が集まっている。

だが、これまでにツイッター上で1670万回視聴されているこの動画について、カメラマンが不必要にガガの腰を触っており、「お尻のあたりを軽く叩いた」と指摘する声も上がっている。

この指摘をしたツイートには何万もの「いいね」が寄せられ、ガガに同情する声があるものの、一方では取り立てて注目するほどの問題ではないとする声も上がっている。

ツイッターユーザーの@scarzonreplayは、「彼があんな風に彼女の腰を触って、彼女がキレているように見えるけど、どうして誰も何も言わないの?」とコメントし、さらにこう続けた。「彼女は駆け寄って彼を助けたのに、あの男は彼女のお尻のあたりを軽く叩いたみたいに見えるけど??? 彼女はショックを受けて(自分の腰のあたりを)見ている。気の毒だ」

誤解だとカメラマンを擁護する声も

その数分後、このユーザーはカメラマンの立場になって考えると「彼もわざとやったのではないかもしれない」とも書き込んだ。「アカデミー賞の授賞式で転んで、ものすごく混乱していたのだと思う。でもガガが彼の行動に驚いたのも、それを快く思わなかったのも確かだと思う」

@scarzonreplayはその後、リプライが殺到して炎上状態になったことを理由に、ツイートをミュートにすると述べた。

動画を見ると、転倒したカメラマンは立ち上がった際に、駆け寄ってきたガガの腰のあたりを軽く叩いている。映画『The Joker: Folie à Deux』の撮影中に授賞式に参加したガガは、たしかに彼の手元を一瞥したようにも見えるが、一方で「隣の人が拾い上げたカメラマンの落とし物」を見ていただけだとする声もある。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国の対外投資、香港のチャンスに 金融管理局総裁が

ビジネス

日経平均は続伸、3万8000円維持 米関税への過度

ビジネス

中国、成長促進へ政策余地「非常に大きい」=人民銀顧

ビジネス

午後3時のドルは150円半ば、株高で円じり安
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取締役会はマスクCEOを辞めさせろ」
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「トランプが変えた世界」を30年前に描いていた...あ…
  • 5
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 6
    トランプ批判で入国拒否も?...米空港で広がる「スマ…
  • 7
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 8
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 9
    「悪循環」中国の飲食店に大倒産時代が到来...デフレ…
  • 10
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「レアアース」の生産量が多…
  • 10
    古代ギリシャの沈没船から発見された世界最古の「コ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中