ついにお披露目、パリス・ヒルトンの第1子に「天使」の声 代理出産選択の裏に壮絶な過去も
パリス・ヒルトン(2022年12月、ロサンゼルス) Mario Anzuoni-REUTERS
<腕の中で眠る息子を抱くパリスに夫カーター・リウムがキスをするスリーショットに「美しい」「天使」と祝福の声が相次ぐも、「誰にも言えなかった」という壮絶な過去も打ち明けて話題に>
元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトンが、代理出産で誕生した愛息の姿を英国版グラマー誌で初公開して話題だ。ヒルトンは今年1月、自身の指を握る小さな赤ちゃんの手の写真をインスタグラムに投稿し、2021年に結婚した実業家のカーター・リウムとの間に息子が誕生したことをサプライズ公表して世間を驚かせた。
その後、米アリゾナ州の都市名で、「不死鳥」の意味を持つ「フェニックス」と名付けたことを発表したものの、息子の顔出しはお預けだった。しかも息子が誕生して以降もそれまでと変わらずきらびやかな日常をSNSに投稿し、ファンからは「息子の世話は?」「赤ちゃんはどこ?」「ママになったんだから落ち着いて」といつ子育てをしているのか不安視する声も寄せられていた。
そんな中、腕の中で眠るフェニックス君を抱くパリスにカーターが寄り添う親子スリーショットが公開され、待ち望んでいたファンを歓喜させた。パリスが抱いた息子にキスをする微笑ましい写真もあり、「美しい」「天使」と祝福の声が相次いでいる。しかし、待望のお披露目となった場で「恥ずかしくて誰にも言えなかった」という過去の秘密も明かし、世間をざわつかせている。
壮絶な過去のトラウマが代理出産の理由に
ママになって幸せ絶頂なはずのパリスの口から語られたのは、10代の頃に受けた性的暴行や教師からのわいせつ行為など衝撃的な出来事で、加えて20代前半での中絶まで壮絶な過去を赤裸々に告白して話題だ。
学生時代に教師に誘惑されて「大人の女」だと思い込むよう操られ、車の中でキスをされたこと。さらに性的虐待の罪で有罪判決を受けたハリウッドの元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインからホテルの部屋に誘われ、断ると女子トイレまで追いかけられるという恐怖体験をしたことも明かしている。もっとも衝撃的だったのは、15歳の時に強姦されたという告白だ。パリスよると女友達との遊び場だったショッピングモールで知り合った年上の男性グループの自宅に誘われ、アルコールを飲まされた上にレイプドラッグを盛られて気絶し、襲われたという。
こうした過去のトラウマが代理出産を選択した理由の一つになっているようだが、パリスによると2000年代に放送された自身のリアリティ番組『シンプル・ライフ』の撮影で出産シーンに立ち会ったことでもトラウマとなり、家族は欲しいけど「出産が怖くなった」と明かしている。コロナ禍となって時間的余裕が生まれたことから夫と体外受精を始め、7回のプロセスを経て「全部男の子(の胚)で、20人いる」と話す。それでも「次は女の子が欲しいと」と、今年に入ってもう1度体外受精を行い、女の子がいるかどうか現在結果待ちをしているところだと明かしている。