禁断、感涙、一喝...ヘタなドラマよりも断然面白い、ゴールデングローブ賞授賞式テレビ中継
A Memorable Evening
感涙の瞬間ベスト4
■苦節20年
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァン。1984年に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で子役デビューしたものの、この20年ほどは開店休業に等しかった。それだけに本人は大感激、会場からも大きな拍手が上がった。
■60歳の晴れ姿
同じく『エブリシング』で60歳にして初の主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー。人種・性・年齢差別の壁を破った彼女の晴れ姿に誰もが涙した。
■連帯!
公立小学校を舞台にしたテレビドラマ『アボット エレメンタリー』で助演男優賞に輝いたタイラー・ジェームズ・ウィリアムズに、惜しみない拍手を送ったのは共演者たちだけではない。今回、生涯功労賞を贈られた大ベテランのエディ・マーフィーも大喜びしていた。
■妻の受賞に、思わず
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の女王ラモンダ役でアンジェラ・バセットが2度目の助演女優賞を受賞。その瞬間、夫のコートニー・B・バンスは自分も役者であることを忘れてスマホを取り出し、壇上に向かう妻の姿を夢中で撮り始めた。手をたたくよりスマホを向ける。今はそれが、最高の喜び方。