来年6月発売『ファイナルファンタジー16』に期待すべきこと
『ファイナルファンタジー16』主人公のクライヴ・ロズフィールド (c) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
<人気シリーズの次作はプレーヤーの熟練度に合わせて選べる2つの「モード」を採用。初心者でも楽しめる設計になっている>
長い歴史を持つビデオゲームシリーズの次作『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の発売日が、ついに2023年6月22日に決定した。
ブルームバーグによると、開発期間は4年ほどだったという。
スクウェア・エニックスはすでに、ファイナルファンタジー16のコレクターズエディションを発表。価格は349.99ドル(日本では3万8500円(税込))。また、PlayStation 5専用に通常版とデラックスエディションも用意されている。コレクターズエディションには、「特製アートスチールブックケース」、「ハイクオリティフィギュア」、「召喚獣レリーフピンズコレクション」などの特典が付属する。
スクウェア・エニックスは2020年、本作のプロデューサーに吉田直樹氏、メインディレクターには高井浩氏が就任していることを公式ブログで明かしていた。その投稿で吉田氏は以下のように述べていた。
「非常に少人数のチームからスタートし、コツコツと積み上げてきた最新作。今回はその一端となるトレーラーをご覧いただきました。本作はさらなるクオリティアップと共に、最高のゲーム体験とストーリーをお届けすべく、開発一丸となって完成へと突き進んでまいります」
ファイナルファンタジー16の舞台は、6つの国々が支配するヴァリスティアという大地だ。主人公のクライヴ・ロズフィールドを含む、数々の新キャラクターが登場。旧作でもお馴染みの「クリスタル」や「召喚獣」も重要な役割を担う。
また本作の設定は最近の作品に多かった「近未来」ではなく、中世ファンタジーのスタイルへと回帰。そのため往年のファンにとっては馴染みやすい作品のはずだ。
本作にはプレーヤーの熟練度に合わせて選べる2つの「モード」が用意されるという。2つのモードとは、すべての操作をプレーヤーが行う「アクションフォーカスモード」と、簡単な操作を実現した「ストーリーフォーカスモード」。後者は新規プレーヤーやストーリーに集中したいプレーヤーに適しているのではないか。