日本人が英語を話せないのは、とっさに使える「武器センテンス」を持っていないから
Step1 : 1日のなかで《10回×3セット》を声に出す
(=センテンスを完璧に覚えるステージ)
Step2 : 1週間同じセンテンスを声に出す
(=センテンスを長期記憶化するステージ)
Step3 : 単語を置き換えて声に出す
(=センテンスを場面に合わせて使えるようになるステージ)
Step4 : 実践で使って口ぐせにする
(=センテンスを使いこなせるようになるステージ)
とくに、同じセンテンスの復習を続けながら、完璧に覚えるまで練習することが重要だ。新しいことをたくさん学習するのではない。徹底的に復習することで、記憶したセンテンスの数を1つずつ地道に増やしていく。
そうすることでセンテンスが長期記憶化する。その次は、センテンスを日常で使えるレベルまでトレーニングしていく。「口ぐせ」レベルになるまで、声に出して練習する。
そして、最後はとにかく人前で使ってみる。英語を話してコミュニケーションをとった経験を記憶として、自分に植え付ける。
話す相手は必ずしもネイティブスピーカーである必要はない。自分で文章を考えて相手に伝えるというプロセスは、相手が誰であろうと同じだからだ。自分が英語を話しているという実感を成功体験として、積み重ねることも非常に重要なのだという。
効率的な学習方法はある。しかし残念ながら英語学習に終わりはない。一生懸命学習しても、なかなか成長を実感できずに、挫けそうになることもあるだろう。そんなときは、「英語が完璧に話せるようになることは一生ない」と割り切ることも助けになると、著者は提案する。
そして、どんな方法でも英語に触れ続けていれば、英語力は必ず伸びていくという。気がつかない間に髪の毛が伸びているのと同じで、いつの間にかしっかりと力はついているのだから。
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