電動キックボードで20人が負傷...驚愕「22万台に安全リスク」の原因とは?
Segway Recalls 220,000 Scooters After Folding Defect Injures 20
リコール対象のモデルは?
リコール対象となった電動キックボードは、中国およびマレーシア製で、全米のベストバイ、コストコ、ウォルマート、ターゲット、サムズ・クラブのほか、「Segway.com」や「Amazon.com」でオンライン販売された。このリコールには、「25-193」というCPSC管理番号がつけられている。
今回のリコール対象となるのは2つのモデルだ。具体的には「Segway Ninebot Max G30P」(黒い本体に黄色のアクセントカラーが配されたもの)と、「Max G30LP」(グレーの本体に黄色のアクセントカラー)の2モデルで、小売価格は600〜1000ドルだった。どちらも、足を乗せるボード部分とハンドルバーに、「ninebot」というブランド名が記されている。
CPSCによれば、該当モデルの折りたたみ機構は使用中に誤動作を起こすおそれがあり、これによりハンドルバーや、ハンドルと本体をつなぐステム部分が不意に畳まれてしまう可能性があるという。セグウェイはこれまで、こうした不具合について68例の報告を受けており、うち20例は負傷につながっている。報告例では、擦り傷や打ち身、裂傷、さらには骨折につながったケースもあった。