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日米をまたぐ保険のプロが語る、災害や政情不安、米国固有リスク...「予測不能なリスク環境 」にどう対応するか?

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2024年10月1日(火)17時00分
写真:殿村誠士 取材・文:安藤智彦

三木 これだけ多様なリスクの可能性あるだけに、企業側にも緻密なリスク管理が求められるわけです。

一戸 想定されるリスクを分析し、保険化するものと保険化しないものについて判断が必要になりますね。

三木 保険化するものに対してはまず、適切な保険条件・保険金額・免責金額の設定から始めます。その後、依頼する保険会社の選定となる流れです。格付け・専門性の高さ・事故の際の対応・低廉な料率かどうか、といったあたりを条件に、保険会社を選ぶこととなります。保険ブローカーの最も大切な仕事はまさにこの部分です。リスク分析から保険会社選定・保険手配までの全ての流れをお客様の代理人として実施します。

保険化するものに対してはまず、適切な保険条件・保険金額・免責金額の設定から始めます。その後、依頼する保険会社の選定となる流れです。格付け・専門性の高さ・事故の際の対応・低廉な料率かどうか、といったあたりを条件に、保険会社を選ぶこととなります。保険ブローカーの最も大切な仕事はまさにこの部分です。リスク分析から保険会社選定・保険手配までの全ての流れをお客様の代理人として実施します。

ザ・ボールドウィン・グループ三木

アジアでの経験も長く、フラットでシームレスな視点を持つ三木。


予測不能なリスク環境を、あえてチャンスと捉える。

一戸 リスクマネジメントが今まで以上に経営・企業責任となっていることはひしひしと感じます。特に今後は欧米的な高額賠償概念や自然災害の多発、世界各地での政情不安に伴う地政学的リスクなども、日本を含む他エリアへさらに広まりそうですしね。

三木 そう考えていくと、日本と米国だけに焦点を当てるのではなく、グローバルな視点でのリスク管理が必要になってきます。

一戸 カルテル問題や政策保有株の廃止等もあって、日本の保険業界も欧米型の透明性の高い「真の自由競争」に変化していきそうですよね。

三木 企業・保険会社間の馴れ合いに依存しない、厳格かつ透明性の高いリスク管理が日本では必要となってくるのは確実です。

一戸 エージェント・インシュアランス・グループが日本市場での成長と米国市場への展開を担う一方で、ボールドウィンが米国市場を主戦場として、双方が専門性の高い高品質なサービスを提供しています。両者の連携によりお客様の規模や業種を問わない、シームレスなリスク管理を実現できていると自負しています。

三木 ボールドウィンは米企業ですが、我々のチームに日本進出の相談を受けるケースが増えています。そういった場合にも、エージェント・インシュアランス・グループとの連携を通じて対応できるのは大きな強みですね。

一戸 シンプルな組織体制を活かし、迅速かつフレキシブルにワンストップサービスを提供できる点には自信がありますし、そこを支持いただいていると感じます。国を超えた予測不能なリスクやシチュエーションが今後広がるのは間違い無いでしょうから、我々にとってはまたとないチャンスと捉えていますし、国境を超えて挑戦を続ける、さまざまな業種の方をサポートできればと考えています。

●問い合わせ先
株式会社エージェント・インシュアランス・グループ 公式サイト
https://a-gent.co.jp//

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