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エンターテインメントネットフリックス、広告付きプラン11月4日開始 月額790円、視聴できない作品も
動画配信サービスの米ネットフリックスは、新規加入獲得に向けて広告付きプランを11月に導入すると発表した。サンディエゴで7月21日撮影(2022年 ロイター/Bing Guan)
動画配信サービスの米ネットフリックスは13日、新規加入獲得に向けて広告付きプランを11月に導入すると発表した。
新プラン「広告付ききベーシック」の料金は月額6.99ドル(日本は790円)で、広告なしの最安プランを3ドル下回る。新プランは米国、ドイツ、日本、韓国など12カ国で導入し、米国で11月1日から、日本では同4日から開始する。
新プラン加入者には1時間当たり4─5分の広告が配信される。また、5─10%の作品がライセンス制限のため新プランでは利用できなくなる。
年初来で62%下落していた同社株価はこの日、5.2%高で取引を終えた。
同社は長らく、広告付きプランに反対してきたが、今年第1・四半期に加入者が減少し、さらなる顧客離れも予想されることから、4月になって広告付きプラン導入検討を表明した。
グレッグ・ピーターズ最高執行責任者(COO)は、広告付きプラン導入による加入者数や売上高の見通しを示さなかった。同社は18日の決算発表で第4・四半期の見通しを示す予定だ。
コーウェン・アンド・カンパニーのアナリストは、広告付きプラン追加が価格に敏感な視聴者に「成長を引き出す大きな機会」を提供すると述べた。