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米中対立TikTokがトランプ政権提訴 取引禁じる大統領令差し止め求める
中国の短編動画投稿アプリ「TikTok」と運営会社のバイトダンスは18日夜、TikTokに関する取引を禁じる米大統領令の差し止めを求め、米ワシントンの連邦地裁に訴えを起こした。米ブルームバーグニュースが19日報じた。写真はTikTokのロゴ(2020年 ロイター/Florence Lo)
中国の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と運営会社の北京字節跳動科技(バイトダンス)は18日夜、TikTokに関する取引を禁じる米大統領令の差し止めを求め、米ワシントンの連邦地裁に訴えを起こした。米ブルームバーグニュースが19日報じた。
米商務省は18日、国家安全保障上の懸念を理由に、TikTokと対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の米国内での新規ダウンロードを20日から禁止すると発表した。
ブルームバーグによると、TikTokとバイトダンスは訴状で、トランプ大統領が同アプリを禁止する際に権限を逸脱したと主張。この措置は米国への「並外れた異例の脅威」を阻止するためではなく、政治的な理由が背景にあると指摘した。
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