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感染症対策独ルフトハンザ、10月から搭乗客に新型コロナ抗原検査を提供へ
ドイツ航空大手ルフトハンザは10月から、旅客にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の抗原検査を提供する方針で、カナダと米国の空港に検査センターを開設する選択肢を検討している。21日、フランクフルト国際空港で撮影(2020年 ロイター/Ralph Orlowski)
ドイツ航空大手ルフトハンザは10月から、旅客にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の抗原検査を提供する方針で、カナダと米国の空港に検査センターを開設する選択肢を検討している。幹部が22日、明らかにした。
世界の航空業界は各国に対し、旅客需要に打撃を与えている移動規制と隔離規則に代わる対策として、新型コロナ検査陰性という条件を受け入れるよう求めている。
航空業界は主に、研究機関で数時間かけて結果が出るPCR検査の活用を支持してきたが、国際航空運送協会(IATA)は22日、現場で実施が可能で通常は15分前後で結果が出る抗原検査を推奨すると表明した。
米医療機器大手アボット・ラボラトリーズは最近、クレジットカードほどの大きさで使い捨て方式の検査キット「BinaxNOW」(価格5ドル)について、食品医薬品局(FDA)の承認を受けた。
ルフトハンザ・グループの製品担当シニアディレクターは、「周知の通り、アボットやロシュなどの企業はこの検査を市場に導入しており、われわれは明らかにこれらを検討している」と述べた。
同担当者はバーチャル記者会見で、今後数週間以内に、われわれはこれを新製品として導入する。それが次の措置だ」と述べた。
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