最新記事
知的財産西側諸国が推すシンガポール人候補が中国人破る 世界知的所有機関の次期事務局長
2020年3月5日(木)10時40分

連機関の世界知的所有権機関(WIPO)は4日、次期事務局長の選挙を実施し、米国や多くの西側諸国が推すシンガポール人のダレン・タン氏が、法務専門家の中国人、王彬穎氏を破った。写真はニューヨークの国連本部。2017年9月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)
国連機関の世界知的所有権機関(WIPO)は4日、次期事務局長の選挙を実施し、米国や多くの西側諸国が推すシンガポール人のダレン・タン氏が、法務専門家の中国人、王彬穎氏を破った。
投票はフランスが議長を務めるWIPO調整委員会で行われ、得票数はタン氏が55、王氏が28だった。
知的所有権は米中通商協議でも重要な争点。既に国連の4機関にトップを送り込んでいる中国は、WIPOで5つ目のポストを狙っていた。
[ジュネーブ 4日 ロイター]

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

アマゾンに飛びます
2020年3月10日号(3月3日発売)は「緊急特集:新型肺炎 何を恐れるべきか」特集。中国の教訓と感染症の歴史から学ぶこと――。ノーベル文学賞候補作家・閻連科による特別寄稿「この厄災
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着