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EVシャープ親会社の鴻海、FCAと折半出資でEV製造合弁会社を設立へ
欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は、電気自動車(EV)製造や無線通信のコネクテッドカー(つながる車)事業を手掛ける合弁会社を設立する。写真は台北の鴻海社屋で2018年3月撮影(2020年 ロイター/Tyrone Siu)
欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業 は、電気自動車(EV)製造や無線通信のコネクテッドカー(つながる車)事業を手掛ける合弁会社を設立する。鴻海が16日発表した。
鴻海によると、合弁会社の出資はそれぞれ50%ずつ。同社側は間接出資を含めて50%とする方針で、直接出資比率は40%以内にとどめる。
事情に詳しい関係者の話では、合弁会社は中国市場向けの自動車製造を目指すとみられるが、細かい部分の条件をなお詰めている段階で、最終的な合意までには数カ月かかるもようだ。
アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の組み立てを行っている鴻海の子会社、フォックスコンはこの数年間、配車サービスの滴滴出行や新興EVメーカーのバイトンといった中国の未来型輸送関連事業に積極投資している。
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