最新記事
韓国経済韓国・現代自労組、スト回避決定「米中貿易戦争、韓日経済戦争、業界の低迷を考慮」
2019年9月3日(火)10時41分
韓国現代自動車の国内の組織労働者は、約20年ぶりの低水準となるボーナスの受け入れを投票で決めた。写真は現代自のロゴ。ソウルで3月撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)
韓国現代自動車の国内の組織労働者は2日、約20年ぶりの低水準となるボーナスの受け入れを投票で決めた。自動車業界でリストラ拡大や日本との通商を巡る対立などが背景にあり、同社のストライキは回避された。
労働組合指導部は、「米中貿易戦争、韓日経済戦争、自動車業界の低迷を考慮して」ストを控える指導部の決定を支援してくれた組合員に感謝するとの声明を発表した。
労組関係者によると、投票した労働者の56%が今回の案に賛成。これは1カ月半分の給与プラス300万ウォンのボーナスを含み、ボーナスのトータルとしては2000年以来の低水準だという。
[ソウル 3日 ロイター]
Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
※9月10日号(9月3日発売)は、「プーチン2020」特集。領土問題で日本をあしらうプーチン。来年に迫った米大統領選にも「アジトプロップ」作戦を仕掛けようとしている。「プーチン永久政権」の次なる標的と世界戦略は? プーチンvs.アメリカの最前線を追う。
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着