iPhone/iPad新OSでまたひと儲け
2010年5月11日(火)15時30分
アップルがフラッシュを嫌う理由はもう1つある。フラッシュを使えば、開発者がブラウザ内で作動するゲームやその他のアプリケーションを作り、アップルストアを迂回してユーザーにコンテンツを直接販売する可能性がある。そうなればアップルは、ユーザーのアプリケーション購入費の30%、広告収入の40%を手にするチャンスを失うことになる。
お分かりだろう。アップルにとっては物事をシンプルにしておくことが大事なのだ。すべてを管理し、儲けはすべて自分の懐に──これ以上のシンプルはない。
私はアップル製品の大ファンだ。自宅はアップル製品であふれているし、もちろん最新のiPadだって手に入れた。それなのに、なぜこんなにもアップルという会社に恐怖心を覚えるのだろう。
[2010年4月21日号掲載]
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