バーニー・フランク、大銀行退治へ
2010年4月21日(水)18時49分
今、ロビイストたちの主戦場は上院に移り、今度は上院銀行委員会のクリストファー・ドッド委員長(民主党)がエンドユーザーの例外規定を認めるよう圧力をかけられている。
フランクは、金融規制改革法を必ず正しいところに着地させると意気込み、そのために彼のリベラルな支持基盤から広く意見を求めている。「消費者団体に声を上げるよう言ってきた。だが、人は怒りに駆られないと本気にならないものだ」
その発言から間もなく突然本誌の取材を打ち切ったフランクは、間違いなく怒りに駆られ、本気になっていた。問題は、その怒りがきちんとウォール街に向いているかどうかだ。
[2009年12月16日号掲載]
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