コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トヨタと日本は「トランプ砲」に振り回されるな

<トヨタのメキシコ新工場建設に反対するトランプの「脅迫」は、パフォーマンスに過ぎない。企業だけでなく日本政府や自治体までが振り回されるのは良

2017.01.10
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共和党が議会を握っても、オバマケアは廃止できない?

<トランプ政権誕生と同時に共和党が議会多数派となってねじれも解消されることから、早速共和党からオバマケアの廃止法案が提案された。しかしトラン

2017.01.05
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靖国参拝で崩れた、真珠湾追悼の「和解」バランス

<安倍首相とオバマ大統領の真珠湾追悼は、広島と対になる相互性もあり、外交的に評価できる。ところが、直後に防衛相が靖国神社を参拝したことで、日

2016.12.29
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2017年働き方改革のツボは「権限・スキル・情報」の集中

<日本式「働き方」の改革が議論されているが、問題の本質は、環境変化のスピードが上がっている現在、権限のある幹部と情報・スキルを持つ現場との間

2016.12.27
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トランプ最大のアキレス腱「利益相反」問題に解決策はあるのか

<大統領就任を目前に控えたトランプが、自分のビジネスと大統領職の「利益相反」問題で決断を出せずにいる。これでは、資産整理をすると何かまずいこ

2016.12.22
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アレッポ陥落、オバマは何を間違えたのか?

<アレッポ陥落に際して対シリア外交の失敗を認めたオバマ。アサド政権に対するもっと強力な外交攻勢が必要だったが、それが可能だったかどうか現時点

2016.12.20
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新しい手法でリアリティを追求した魔法の映画『ハッピーアワー』

<国際的な評価を受けている濱口竜介監督の映画『ハッピーアワー』は、これまでの映画の虚構性をいったん否定して、再定義した意欲作>(画像:映画で

2016.12.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

安倍政権の攻めの対米外交は自主防衛拡大への布石なのか?

<トランプ新政権の誕生を前に積極的な対米外交を展開する日本の安倍首相。その根底に自主防衛強化の意図があるとすれば、懸念を抱かずにはいられない

2016.12.08
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安倍首相の真珠湾訪問は、発表のタイミングもベスト

<これで5月のオバマ広島訪問に対する相互性が確保され、戦後を総括する「相互献花外交」が実現する>(写真:オバマは今年5月、現職大統領として初

2016.12.06
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「3.9+5.1=9.0」が、どうして減点になるのか?

<教育現場での一斉指導が困難となる一方で、悪しき「横並び主義」の束縛から逃れられない日本の教育は苦悩している>  脳科学者の茂木健一郎氏が、

2016.12.01
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特集:ウクライナが停戦する日
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2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

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