コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ガイトナー訪中は「日本外し」か?

 アメリカの経済関係のメディアでは、6月1日は丸一日、GMの破産法申請というニュースが中心でした。ですが、このビッグニュースも2日になると静

2009.06.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

GM破産を待つ週末

 GM(ゼネラル・モーターズ)への破産法11条適用がほぼ確定し、後は6月1日月曜日の朝8時に予定されている申請の手続きと、これに続く大統領の

2009.06.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

失業率8.9%と戦うアメリカ人

 世界同時不況が続く中、アメリカの失業率は8.9%という水準に達し、ここ25年間で最悪という状況です。8.9%というと91%の人の雇用は安泰

2009.05.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

北朝鮮核実験とアメリカの忍耐

 今回の核実験、ミサイル発射実験が起きる前から、オバマ政権は北朝鮮に対しては相当に「腹に据えかねている」という状態でした。というのも、3月に

2009.05.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

駐日アメリカ大使人事の第一報に接して

 知日派であり、また「ソフトパワー」論の提唱者でもあるジョセフ・ナイ教授の駐日大使という「人事」が報道されてずいぶんになるのですが、なかなか

2009.05.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

松井秀喜選手よ、ニューヨークの不況を吹き飛ばせ!

 昨年秋に手術をした左足に不安を抱えた松井秀喜選手でしたが、シーズン当初はまずまずなスタートでした。ところが、ここへ来て運の悪い当たりが多か

2009.05.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

保守とリベラルの女性像さまざま

 4月19日に行われた「ミスUSA」コンテストの最終審査で、ミス・カリフォルニアのキャリー・プレジャーンさんが「同性間の結婚」を否定する発言

2009.05.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

『天使と悪魔』に込められた「和解」のメッセージ

 一部、原作のファンからは「重要なプロットを省略しすぎ」という非難が出ていますが、映画単独として見れば十分に楽しめる作品でした。映画史上に残

2009.05.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ブッシュ政権の「負の遺産」

 オバマ大統領の存在感がすっかりなじんだアメリカでは、アフガニスタンとイラクの戦争を遂行しながら「戦時の団結」を誇っていたブッシュ政権の時代

2009.05.15
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカのインフル対策は秋冬が焦点

 アメリカでの新型インフルエンザ報道は、5月に入ってめっきり落ち着いてきました。政府や地方自治体の対応も、学校の休校措置を緩めるなど、多くの

2009.05.13
MAGAZINE
特集:トランプの頭の中
特集:トランプの頭の中
2025年1月28日号(1/21発売)

いよいよ始まる第2次トランプ政権。再任大統領の行動原理と世界観を知る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 2
    被害の全容が見通せない、LAの山火事...見渡す限りの焼け野原
  • 3
    「バイデン...寝てる?」トランプ就任式で「スリーピー・ジョー」が居眠りか...動画で検証
  • 4
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
  • 5
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者…
  • 6
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 7
    大統領令とは何か? 覆されることはあるのか、何で…
  • 8
    欧州だけでも「十分足りる」...トランプがウクライナ…
  • 9
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 10
    世界第3位の経済大国...「前年比0.2%減」マイナス経…
  • 1
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 2
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性客が「気味が悪い」...男性の反撃に「完璧な対処」の声
  • 3
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 4
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 5
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者…
  • 6
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 9
    被害の全容が見通せない、LAの山火事...見渡す限りの…
  • 10
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 6
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 10
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中