コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ボーイング787初飛行に思う、日本が旅客機ビジネスをやらない理由はない

 当初のスケジュールから2年以上遅れて、ボーイング社が「ドリームライナー」と銘打って開発中の「787」がようやく初飛行を行い、米国シアトル郊

2009.12.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

さらば松井秀喜、エンゼルスは最高のチョイス

 私は長年のヤンキースファンです。特にこの7年間は、ニュージャージーから電車と地下鉄を乗り継いでヤンキースタジアムへ行けば、そこには常に55

2009.12.16
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オバマの平和賞演説を帳消しにする映画『ブラザーズ』の闇

 それにしても、オバマのノーベル平和賞受賞スピーチは手の込んだ内容でした。「戦争は悲劇をもたらすが、必要な戦争はある」と言ってのけ、人類の歴

2009.12.14
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アメリカで「小学4年生の数学力」は伸びているのか?

 今週の水曜(9日)の「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙に、「大都市での数学の学力伸び悩み」というタイトルの記事が出ていました。タイトル

2009.12.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

遠ざかる「パールハーバー」と「日米自動車戦争」

 今週の月曜日は12月7日で、時差の関係でこの日が「真珠湾攻撃記念日」とされるアメリカでは、その68周年を迎えました。90年代までは毎年「そ

2009.12.09
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「米兵家族の犯罪」の絶望的な暗さ

 ここ数日、東京都福生市にある米空軍横田基地に住む、米兵の家族への殺人未遂容疑での逮捕状執行の問題が大きく報道されているようです。家族という

2009.12.07
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「戦時」とはほど遠いアメリカ(アフガン増派の背景)

 今週のアメリカで一番のニュースは、オバマ大統領がアフガンへの3万人という兵力増派を発表した火曜日のスピーチだと思います。これで、アフガン戦

2009.12.04
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「サイバー・マンデー」の謎

 アメリカ経済にとって、この時期の「歳末商戦」は極めて重要です。特に今年の場合は、低迷する個人消費が反転するかどうかの瀬戸際と言われています

2009.12.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

仕分けの方向は逆ではないのか?

 日本から連日報道される「仕分け」のニュースを見ていますと、強烈な違和感を感じます。勿論、ムダな支出の削減は大事ですが、それには有能で強力な

2009.11.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「05年比で17%削減」アメリカがそんな低い目標でどうする

 12月中旬には、デンマークのコペンハーゲンでCOP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)が開かれますが、オバマ大統領は自身が会議

2009.11.27
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

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