コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

外交には国論の一致が必要なのか?

 毎日新聞の電子版によれば、宮本雄二前駐中国大使が先週、東京都内で講演し「国家は一本の背骨が入っていないとダメだ。ふにゃふにゃした国が外交を

2010.10.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

軍需産業に経済成長を期待するのは、そもそも可能か?

 菅内閣は「武器輸出3原則」の緩和を検討しているようです。菅総理にしても北澤防衛相にしても真意が今ひとつ読めません。沖縄がスンナリ行かない分

2010.10.15
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

チリ落盤事故の救出ドラマは、どうしてアメリカ人を感動させるのか?

 本稿の時点では、まだ1人目の引き上げ作業が終わっていませんし、1人当たり30分程度を要する引き上げを続けて、33人の全員を地上に救出するに

2010.10.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の教育はマイナーチェンジではダメなのでは?

 日本発のニュースには複雑な社会構造の変化を反映したものが多く、1つや2つの政策変更では状況を改善するのは難しいので、単純な正論を提示するだ

2010.10.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日銀の金融緩和は、どうして世界の市場から歓迎されたのか?

 今週の火曜日、日本銀行はいわゆる金融緩和策を発表しました。同時に発表された主旨と今後の方針は、以下の3点です。(1)ゼロ金利(ゼロから0・

2010.10.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

環境激変のメジャーリーグ、日本人選手は大丈夫か?

 今年のMLBの公式戦は、最後に来て盛り上がりを見せていましたが、最終162試合目で決着した地区が多く、とにかく「ワンゲーム・プレーオフ」は

2010.10.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

映画『ソーシャル・ネットワーク』に見る「ネットとリアル」

 この週末にアメリカで公開された映画『ソーシャル・ネットワーク』は、その名の通りの巨大SNS「フェースブック」の創設者、マーク・ザッカーバー

2010.10.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

雇用問題でのアメリカ人の「反省」は日本の参考になるのか?

 中間選挙まで残り5週間となりました。先週この欄の最後にお話したように共和党の優勢は変わらないものの、ここへ来て民主党が僅かですが「巻き返し

2010.10.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「法の支配」の問われたこの一週間

 尖閣諸島における海上保安庁艦船への中国「漁船」衝突事件に関しては、船長釈放に関して、そもそも「FD改竄事件で信用の失墜している検察を、検察

2010.09.29
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尖閣で問われているのは、歴史認識ではないのか?

 尖閣諸島近海における、漁船の体裁をした中国船舶が海上保安庁船艇の停戦命令を無視して衝突してきた事件に関しては、アメリカの報道は、それほど強

2010.09.27
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特集:超解説 トランプ2.0
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2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

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