プレスリリース

ハイパーブレイン、市町村の教育委員会向けに教育現場の情報を即時伝達する「See+board」提供開始

2025年04月09日(水)13時00分
教育情報化サービスを提供する株式会社ハイパーブレイン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:馬渕 雅宣、以下「当社」)は、市町村の教育委員会に向け、教育現場の状況や教員の働き方改革の進捗などを即時把握できるダッシュボードシステム「See+board」(シーボード)の提供を2025年4月1日に開始しました。

製品ページ: https://www.h-b.co.jp/solutions/seeboard/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/430666/LL_img_430666_1.jpg
See+boardで、教育委員会と学校がデータで繋がる


■提供の背景
GIGAスクール構想の開始以降、授業や校務におけるデジタル活用が進んでいます。教育委員会が客観的かつ迅速に学校支援を進めるにあたり、各校に散在するデータを統合的に参照可能なデータ連携基盤の実現が期待されています。
当社は教育の情報化を支援してきた25年以上のノウハウを基に、ヘルプデスクやICT支援員による現地サポートなどを提供してきました。その中で蓄積・集約されるデータをまとめ、教育委員会に必要な情報を抽出・集約してダッシュボードとして表示するものがSee+boardです。


■See+boardでできること
See+boardは、当社が学校現場に提供していたICT支援ツールを教育委員会向けに再構成したものです。当社が提供するAIチャットボット「EQ.bot」、授業事例の相互共有サービス「SmileHub」、教育情報特化データベースシステム「d+tas」の活用データや、天候などの外部情報をまとめて表示します。
「いま、管轄地域の学校群で何が起きているのか」を教育委員会の執務室からひと目で把握でき、成果の可視化や素早い意思決定が可能になります。

例1. 教員の働き方改革の成果を可視化
保護者からの問い合わせ対応を自動化するAIチャットボットの稼働履歴から、これまで教員が対応していた数や時間帯、それらを自動化したことによる働き方改革の成果を可視化できます。

例2. 現場の異変を俯瞰的に把握
保護者や教員、ICT支援員などからの問い合わせ情報から教育現場の状況を把握。ワードクラウド機能で異変を察知し、現場からの報告を待たずに対応の検討に入れます。

例3. 効率的な授業研究を支援
他校の指導案や教材、授業事例などを共有することで、授業研究を効率化。教員が子どもたちと向き合う時間を増やし、教育の質向上を促します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/430666/LL_img_430666_2.jpg
ひと目で現場の状況を把握(イメージ)


■今後の展開
あらゆる学校データを教育行政向けに可視化するインターフェースの実現に向け、他社製品の情報を取り込める柔軟なAPIを搭載予定。当社システムの導入実績をお持ちの自治体様から利用を開始し、3年で100機関での導入を目指します。
また、当社は子どもたちの生成AIリテラシー向上に寄与し、教育現場で安心・安全に利用できる生成AIサービス「AI+brain」(アイブレイン)も同日リリースいたしました。今後も当社のプロダクトやヘルプデスク、ICT支援員等で、全国の自治体や学校の情報化を支援してまいります。


【会社概要】
株式会社ハイパーブレイン
所在地 : 愛知県名古屋市中区新栄2-16-25
設立 : 1999年4月2日
代表者 : 馬渕 雅宣
事業内容: 教育の情報化に関わる全てをご支援いたします。
・教育情報化コンサルティング
・ヘルプデスク、ICT支援員、校務支援、保守構築
・製品開発、販売
URL : https://www.h-b.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press
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