プレスリリース

生成AIを用いたTA(ティーチング・アシスタント)による授業支援を後期より実装

2024年09月30日(月)13時00分
芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)教育イノベーション推進センター 田中 秀穂 特任教授らは、生成AIを用いたTA(ティーチング・アシスタント)、AI TAを作成し、2024年度後期の講義科目にて受講学生の授業支援を実装します。
これまで生成AIによる授業支援は、2016年に発表されたジョージア工科大学(USA)を皮切りに研究が進められてきましたが、AI開発にかかる時間的・費用的コストが課題となっていました。
今回、生成AI普及の機会を捉えてTAとしての実装を始めます。教員自身が担当講義の専門的内容に関する資料を「知識」として生成AIにインプットし、それらを参照して回答をアウトプットさせることで、各授業科目に特化した生成AIによるTAを作成し、実際に学生への随時、即時、回数制限のない授業支援を実現するものです。


■概要
●作成したTA名:「知財バディ」
●使用AI :ChatGPT 4o, My GPT(RAG機能使用)
●使用方法 :履修学生が自由にアクセス※して講義について質問、相談
※履修者にのみにAIのリンクを公開し、閲覧者を限定
●使用講義名 :「知的財産入門」システム理工学部


■期待される効果
●随時、即時、回数制限なく利用できるAI TAによる学生の学習効果向上
●学生対応にかかる教員負担の軽減
●学生TAへの教育材料としての活用

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411717/LL_img_411717_1.png
「知財バディ」TOP画面
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/411717/LL_img_411717_2.png
「知財バディ」利用イメージ

■芝浦工業大学とは
工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科
https://www.shibaura-it.ac.jp/
理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行。2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求していきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。


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プレスリリース提供元:@Press
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