プレスリリース

<愛知から日本に農業革命を> 世界基準のオーガニック米を子どもたちに!出口崇仁農園、有機栽培米の拡大に挑戦するクラファンを開始1日で達成 ~未来の子どもたちの健康と日本の食料自給率向上を目指す~

2024年09月18日(水)12時15分
愛知県美浜町で有機栽培に取り組む出口崇仁農園(代表:出口 崇仁/山下 剛弘)は、有機栽培米の生産拡大プロジェクトを開始しました。9月6日(金)に開始したクラウドファンディングは、開始1日未満(18時間28分)で目標金額150万円を達成。金額ベースでのリターン1番人気は、毎月オーガニック米が届く「コシヒカリ5kg×12袋」となりました。引き続き本プロジェクトは、日本の農業の様々な課題に取り組みながら、子どもたちの健康と日本の食料自給率向上を目指します。

URL: https://camp-fire.jp/projects/view/779315

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_1.png
プロジェクト画像

■世界と日本の有機農業の現状
一般的に日本の農作物は「品質が高い」とされていますが、以下のデータが示すように日本は世界的に見ても農薬の使用量がかなり多く、オーガニック分野においては実は後進国です。
私たちは、こうした日本の農業の現状を愛知県というローカルから本気で変えたいと考えています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_2.png
「世界に一つだけのお米」

・欧州:有機農産物の割合が4~5割
・韓国:学校給食へのオーガニック食材導入が進行中。
ソウル市では2021年から約1300校でオーガニック給食を無償提供
・日本:
- 有機農業の作付面積はわずか0.5%
- 農薬使用量は世界1~2位を争う(1位は中国)
- 99%以上の農産物が農薬を使用
- 農林水産省は2050年までに有機農業面積を25%(100万ha)に高める目標を設定

※出典:農林水産省「有機農業をめぐる事情」(令和4年7月)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/attach/pdf/meguji-full.pdf

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_3.png
農林水産省「有機農業をめぐる事情」(令和4年7月)

■日本の農業が直面する課題
現在、日本の農業は以下のような課題に直面しています。
・農家の高齢化による担い手不足
・耕作放棄地の増加
・農薬や除草剤の使用による健康被害や環境破壊の懸念
・食料自給率の低下


■有機栽培へのこだわり
私たちは、土が健康であれば、作物が健康に育ち、それを食べる人の健康に繋がると考えています。
健康な土を育てるために、乳酸菌などの微生物を田んぼの中に混ぜ、土壌の有用菌を活性化させます。
また、農薬や除草剤も使用しないため、オタマジャクシやメダカなどの多様な生物が住み着く、人にも自然環境にも優しい持続可能な農業に取り組んでいます。

出口崇仁農園では、以下のような1年におよぶ米づくりの流れを丁寧に実践しています:
1. 土づくり:稲刈り後のワラと稲株を田んぼにすき込み微生物を散布
2. 苗の準備:農薬を使わず、60度のお湯による温湯消毒を実施
3. 代かき :健康に育った苗を植え付け
4. 除草 :手押し除草機や手作業による丁寧な除草

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_4.png
手押し除草機

除草の工夫:
有機栽培では除草剤も使用できないため、雑草との闘いとなります。
田植え後、田んぼにまだ雑草が見えない時期から、何度も手押し除草機や乗用除草機を走らせて、稲が雑草に負けないように除草をします。
それでもまだ草が生えてくるので、手作業で丁寧に草取りを行います。

有機栽培米「世界に一つだけのお米」生産量推移:
2023年:4トン(作付面積1.5ヘクタール)
2024年:6トン(作付面積2ヘクタール)
2025年:30トン(作付面積10ヘクタール)予定

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_5.png
手作業による丁寧な除草

■地域貢献:子どもたちの未来のために
出口崇仁農園では、昔ながらの安心安全でおいしいお米を地域の子どもたちにも食べてもらいたいという気持ちから、地域の保育園や子ども食堂などに、お米をはじめとする農産物や野菜の苗などを寄贈させていただいております。
以下の施設に有機栽培米や農産物を寄付しています。
・あったかクラブ(子ども食堂)
・ふぁみりー基地(子ども食堂)
・ふるふるキッチン(学生食堂/子ども食堂)
・美浜町立布土保育所
・美浜町立野間保育所
・美浜町立上野間保育所
・美浜町立河和保育所
・美浜町立奥田保育所

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_6.png
美浜町長との記念写真
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_7.png
保育所寄付の記念写真

■クラウドファンディング詳細
URL : https://camp-fire.jp/projects/view/779315
プロジェクト名: 「未来の子供たちのために!
日本中のお米をオーガニックにしたい。」
期間 : 2024年9月6日(金)~10月20日(日)
目標金額 : 150万円(9月7日に達成)
使途 : 農業機械(トラクター、田植え機、コンバインなど)の購入、
農地の賃借費
リターン : 有機栽培米、野菜セット、水田オーナー権など

1番人気のリターン品(金額ベース):
・毎月オーガニック米が届く「コシヒカリ5kg×12袋」(限定10名/在庫なし)
【出口崇仁農園のコシヒカリ5kgを毎月1回×年間(12回)】をお届けします。栽培期間中、農薬や化学肥料、除草剤を一切使用せずに育てたお米です。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/410462/LL_img_410462_8.png
1番人気のリターン品

未来へのビジョン:
出口崇仁農園が実現したいことは以下の3点です。ご支援よろしくお願いします。
1. 子どもたちが毎日食べる学校給食を有機給食にする
2. 高齢化が進む日本の農業の衰退を防ぎ、魅力的な農業で地域活性化を図り、
若者の雇用を促進できる農業法人になる
3. 全国のお米をオーガニックにする


■組織概要:株式会社出口崇仁農園
代表 : 出口 崇仁/山下 剛弘
所在地 : 〈事務所〉愛知県名古屋市西区那古野2-23-21 デラ・ドーラ名駅2F
〈農園〉 愛知県知多郡美浜町
事業内容 : 有機栽培による米・野菜の生産・販売
ホームページ: http://www.degupy.com/
お問い合わせ: http://www.degupy.com/company.html#cContact


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル、要人の暗殺計画阻止と発表 軍はレバノン

ビジネス

任天堂、ポケットペア社を提訴 「パルワールド」が特

ビジネス

新藤経済財政相、20日の日銀決定会合に出席=内閣府

ビジネス

ユーロ圏の経常黒字、7月は縮小
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に高まる【新たな治療法】の期待
  • 2
    「ポケットの中の爆弾」が一斉に大量爆発、イスラエルのハイテク攻撃か
  • 3
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁断の韓国ドラマ」とは?
  • 4
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 5
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 6
    岸田政権「円高容認」の過ち...日本経済の成長率を高…
  • 7
    「トランプ暗殺未遂」容疑者ラウスとクルックス、殺…
  • 8
    地震の恩恵? 「地震が金塊を作っているかもしれない…
  • 9
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 10
    米大統領選を左右するかもしれない「ハリスの大笑い」
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 4
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 5
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 6
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に…
  • 7
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁…
  • 8
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 9
    エリザベス女王とフィリップ殿下の銅像が完成...「誰…
  • 10
    世界に離散、大富豪も多い...「ユダヤ」とは一体何な…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 5
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 6
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 7
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 8
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 9
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
  • 10
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中