プレスリリース

アリソン製AT搭載の中・大型路線バスが沖縄観光客の快適な旅を支える

2022年05月10日(火)12時30分
東京2022年5月9日発表―中型・大型商用車向けオートマチックトランスミッションの世界最大手メーカー、アリソントランスミッションの、フルオートマチックトランスミッション、アリソンTモデルを搭載した中・大型路線バスが、日本最大級の貸切バスネットワークである、東京バス株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:西村 晴成)の沖縄営業所(沖縄県豊見城市、以下、東京バス沖縄営業所)に2020年9月に大型路線バス4台、2022年1月に中型路線バス3台導入され、沖縄の観光客の快適な旅を支えています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/309459/LL_img_309459_1.jpg
東京バス_沖縄営業所_中型路線バス_アリソンT280搭載

東京バス沖縄営業所では、近年需要が高まっている、国際通り入口および那覇空港と糸満市役所をつなぐルートを2020年9月に開設しました。観光地として人気のある、琉球温泉瀬長島ホテル、沖縄アウトレットモールあしびなーやショッピングモールがあるイーアス沖縄豊崎には、那覇空港や国際通りといった主要観光スポットから行くための公共交通機関がないことから、レンタカーを使わない観光客にとってアクセスのしにくい場所でした。観光が主要産業である沖縄にとって、インフラを整備し、より多くの観光客に気軽に沖縄のさまざまな魅力を体験していただくことは、新規観光客やリピーターを増やすために肝要です。
東京バス沖縄営業所では、ニーズの高い路線に新規ルートを開設すると共に、よりお客さまが快適に乗車できるよう、変速ショックが少ないフルオートマチックトランスミッションを搭載した路線バスの採用を決定しました。

路線バスに採用されている、アリソン製フルオートマチックトランスミッションは、Continuous Power Technology(TM)を搭載し、間断なくトルクを伝達するため、スムーズなギアチェンジで変速ショックが少なく、滑らかな走行を可能にします。観光客の快適な乗り心地に欠かせないだけでなく、安全運行が第一のドライバーにとっても安心してお客様を観光地までお届けできることから、お客様、ドライバーの双方から高い評価をいただいています。

東京バス沖縄営業所の執行役員、久保田 健治氏は、「片道約20kmある、国際通り入口から糸満市役所を結ぶ新ルートでは、住民の通勤通学の足として利用されるだけでなく、話題の観光地を通るルートであることから、多くの観光客の皆様にご利用いただいています。そこで、お客様が快適にご利用いただけるよう、変速ショックの少ないアリソンのATを搭載した新車を導入することにしました。また、お客様の利便性を高めるため、沖縄県内の他の路線バスでは類を見ない、車内フリーWi-Fiサービスをご提供し、ご好評いただいています。ドライバーからはアクセルのレスポンスが非常に良く、加速性の高いことと、登り坂でもショックが少なく、力強く走行できることに高い評価が集まっています。
また、当社の新人研修では、マニュアルトランスミッション搭載車のスムーズなクラッチワークの実習に研修期間を費やすことが多いものの、AT車では不要なため、他の操作や業務に関する研修に充てることができます。AT車の導入は、お客様とドライバーにとって、大変メリットが大きいと感じています。依然、新型コロナウイルスの影響によって観光客の数は平常時並には戻っていませんが、観光都市沖縄として、多くのお客様をお迎えする準備を整えています」と述べました。

アリソンTモデルは、国内の大型路線バスの約75%に搭載され、2020年からいすゞ・日野製中型路線バスにも搭載されています。アリソンTモデルの累計搭載台数は1万台を超え、発進と停止を頻繁に繰り返しながらも定時運行が求められる路線バスのスムーズな運行を支えています。シフトチェンジが不要なだけでなく、扉の開閉が頻繁な路線バスにおいて、中扉の開閉時にドライバーがブレーキペダルを踏み、完全停止すると動力伝達カット機能が働き、ギアが自動的にニュートラルになるためクリープを防止することで、車両の不意な動き出しを防止します。
また、中扉を閉じてフットブレーキから足を離すと自動的にギアが入るため、スムーズな発進が可能となり、安全かつ定時運行を支える信頼性の高いトランスミッションとしてドライバーや運行会社から評価されています。


■アリソントランスミッションについて
アリソントランスミッション(Allison Transmission、NYSE:ALSN)は、中型・大型商用車用および中型・大型の米国軍用車向けオートマチックトランスミッション、商用車向け完全電気駆動システムおよびハイブリッドシステムの世界最大手メーカーです。アリソンは、あらゆる市場・用途(配送、塵芥収集車、建機、消防車両、スクールバス、路線・観光バス、キャンピングカー、エネルギー開発・鉱山用機器、軍需用装輪車両・無限軌道車両など)で活躍しています。1915年の創業以来、本社を米国インディアナ州インディアナポリスに置き、世界中の80以上の市場でビジネスを展開し、オランダと中国、ブラジルに地域本部、米国とハンガリー、インドに製造拠点を設けています。
また、約1,500か所の独立した販売・サービスディーラーで充実したサポートを提供しております。詳細については、こちらをご参照ください。 https://www.allisontransmission.com

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/309459/LL_img_309459_2.jpg
東京バス_沖縄営業所

右:執行役員 久保田 健治
左:業務部 下地 公則

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/309459/LL_img_309459_3.jpeg
アリソントランスミッション_T280

アリソンT280(TM)
中・大型路線バスに最適化された6速オートマチックトランスミッション、アリソンT280(TM)は小排気量エンジンでもトルクコンバーターによるトルク増幅効果で、スムーズかつ力強い発進性をもたらすことで高く評価されています。


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プレスリリース提供元:@Press
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