コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「アラブの春」から10年──民主化の「成功国」チュニジアに広がる幻滅

・チュニジアは10年前、中東・北アフリカ一帯に広がった「アラブの春」の成功例として語られてきた ・しかし、ロックダウンへの反発をきっかけに

2021.02.02
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

スー・チー拘束でも国際社会がミャンマー政変を「クーデター」と認めたくない理由

・各国にはミャンマーのクーデターを「クーデター」と認めたくない事情がある ・制裁がミャンマーを中国側に押しやることになるからだ ・しかし、

2021.02.01
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三井住友銀行ソースコード漏洩の警鐘──サイバーセキュリティ後進国の課題とは

三井住友銀行のソースコードが漏洩した問題は、一個人の行いというにとどまらず、初期資本主義経済でもみられた「機械打ちこわし」運動の現代版という

2021.02.01
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米議会に侵入「Q-Anonの祈祷師」とは何者か──トランプ支持をやめない日本人の罪

・アメリカの多くの心理学者はトランプ大統領に誇大妄想の特徴を見出している ・連邦議会に侵入し、これを占拠したデモ隊にも、その傾向がうかがえ

2021.01.12
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海外におけるコロナ対策違反飲食店の罰金事情──消費者も問われる責任

・ロックダウンや夜間外出禁止の措置がとられている国では、違反した飲食店に罰金、免許停止などの罰則が導入されている ・その一方で、飲食業に限

2021.01.07
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右翼はなぜ頑なにマスクを拒絶するのか、その思想性

・ロックダウンはもちろん、マスク着用にさえ抵抗する動きは世界中で広がっているが、とりわけ右翼によるものが目立つ ・右翼にはもともと現在の体

2020.12.18
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「死ぬ用意はできている」──なぜエチオピア少数民族は絶望的な戦いに向かうか

<絶望的なまでの戦力差があるにもかかわらず、少数民族ティグライがエチオピア軍に抵抗を続ける背景には、「反体制派」の汚名を着せられることへの拒

2020.12.11
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バイデンは「親中」ではないが「親日」でもない──日本が覚悟するべきこと

・バイデンはこれまで中国要人と広く交流してきたが、「親中」とみなされることは今のアメリカではリスクが高い ・それもあって、バイデンはトラン

2020.11.16
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「中国に対抗できるのはトランプだけ」の勘違い――バイデンの戦略とは

・トランプ外交には派手さと剛腕ぶりがあったが、そうであるがゆえに穴も大きかった ・とりわけ、アメリカが突出して中国と対決したことは、結果的

2020.11.09
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

大統領選後の暴動・内乱を警戒する今のアメリカは途上国に近い

・「大統領選挙の結果次第で大規模な暴動や内乱が発生するかもしれない」と懸念されること自体、アメリカが途上国化していることを示す ・途上国で

2020.11.05
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特集:引きこもるアメリカ
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トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

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