コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

毛沢東の外交は味方よりも多くの敵を生み出す「唯我独尊」だった

<毛思想をたたきこまれた習近平はその機微が分からずにアヘン戦争で失った権威の復活に突き進む【特集:文化大革命2.0より】> 筆者のような戦後

2021.11.30
外交官の万華鏡 河東哲夫

「親米か反米か」をめぐるイデオロギー対立は終焉を迎えた

<日本で戦後70年続いた保革対立に代わる、新たな対立基軸を構築せよ> 10月末の総選挙について、このコラムで自民党が勝つだろうと書いたものの

2021.11.17
外交官の万華鏡 河東哲夫

叫ばれ始めた「中国台頭の終焉」。ポスト中国の世界を(一足先に)読むと......

<頭打ち状態の中国が後退すると内部分裂は起きる?日米同盟はどう変わる?台湾への影響は?> 大手民間IT企業に対する締め付け、30兆円超規模の

2021.10.27
外交官の万華鏡 河東哲夫

複合危機の時代を迎えた世界に船出する岸田政権の命運

<先進国はどこも内政が手詰まり常態。民主主義は「政策論争」では回らなくなっている> 岸田新内閣が10月4日、スタートした。今回の総裁交代劇は

2021.10.06
外交官の万華鏡 河東哲夫

秩序なき世界で日本の新首相が示すべき旗色

<パックス・アメリカーナが崩れた世界で日本人がどうやって品位と高い生活水準を維持していくかが問われている> 自民党総裁選が大詰めを迎えている

2021.09.25
外交官の万華鏡 河東哲夫

新たな東西対立が始まる世界で日本に求められるもの

<「アフガン後」の国際情勢で中ロは準同盟関係を結びアメリカに対抗。日本外交が目指すべき方向性とは> 米軍のアフガニスタン撤退から1週間。中国

2021.09.08
外交官の万華鏡 河東哲夫

日本のお粗末なコロナ対策の犯人は誰なのか

<政府が悪いと言いたくなるがそれは思考停止。どこがどう悪いのかを知り改善できることを検討せよ> 新型コロナ禍での東京パラリンピックが始まった

2021.08.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

米軍撤退のアフガニスタンで次に起きること

<ライバルが去ってユーラシアは中国とロシアの天下とかき立てるロシアメディアだがアメリカに代わり地域諸国の餌食になる可能性も> バイデン米大統

2021.08.04
外交官の万華鏡 河東哲夫

「世界中でアメリカ大使が不在」で考える大使の存在意義

<日本でも中国でもドイツでも米大使の空席が続いているが「アンバサダー」の不在は何をもたらすのか> アメリカは、大統領が代われば高位高官は全員

2021.07.22
外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチン政権のアキレス腱は反体制派ではない

<自由と民主主義よりも経済的恩恵を求める国民に迫る危機> ロシアはどういう国か?  まず大きい。端から端の時差は実に10時間(人口は日本に近

2021.07.07
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

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